今日はあなたの安く、そして簡単に通話するためのアプリ、Prefix Plusというアプリをご紹介します。
このPrefixアプリは特にiPhoneユーザが格安SIMの通話し放題のサービスで効果的です。
先日も0035アプリの記事でiPhoneユーザが格安SIMを使う際の注意点をまとめました。
今日は、実際にアプリをインストールして感じたメリットとデメリット、設定方法、使って見た感想など、まとめてみたいと思います。
iPhoneユーザでつかってみようか迷っている方、設定方法が気になる方、ぜひ参考にしてみてください!
Prefix Plusを使うメリット
iPhoneで格安SIMの通話し放題プランを使いやすくするためのアプリ
iPhoneで格安SIM通話アプリを使うときの問題点
スマホ代は最近かなり値段が安くなってきました。
格安SIMならデータ通信3GB音声通話付きのプランが1000円以下で利用できるようになりました。
さらに最近では価格競争がさらに激化、通話し放題プランが充実するなど通話料金まで値下げ傾向にあります。
例えば、30秒11円とか、5分かけ放題800円とか、通話し放題1400円なんてプランもあります。
家計の節約は固定費から、格安SIMを利用したいユーザも増えてきたと思います。
しかし、ここで問題になってくるのがiPhoneユーザの場合。
通話し放題プランを使うときに利用上ちょっとした問題があるのです。
格安SIMが提供する専用通話アプリの問題点
格安SIMの通話し放題プランを使う場合、通常、格安SIMが提供する専用の通話アプリを経由する必要があります。
しかし、iPhoneの場合、以下のような制約があります。
専用通話アプリに着信履歴が残らない
着信があったことに気が付かなかった場合、格安SIMの専用アプリには着信履歴が残りません。
着信が残るのは標準の通話アプリのほうです。
これでついうっかり標準の通話アプリでかけなおしてしまうと、通話し放題プランの適用が受けられず、別途通話代金がかかってくることになります。
これって、国民生活センターでもホームページ上で注意喚起されています。
格安スマホで無料通話のオプションに加入したはずなのに、高額な通話料金を請求された!(国民生活センターホームページ)
なぜ通話し放題プランが適用されないのか?
私はAndroidユーザですので、iPhoneユーザにこのような制約があるとは知りませんでした。
格安SIMの会社は、通話し放題プランの説明概要にこのような制約がある旨分かりやすく明記する必要があると思います。
なぜ、標準の通話アプリを使うと通話し放題プランを使えないのか?
それはプレフィックス番号の存在です。
一言で言えば、自分はどのスマホ会社のどのプランを使うよ、ということを宣言するために電話番号の先頭にかける番号のこと。
格安SIMでは以下のようなプレフィックス番号があります。
専用通話アプリ | プレフィックス番号 |
0035でんわ | 0035-45 |
みおふぉんダイヤル | 0037-691 |
HISモバイル | 0032-8246 |
nuroモバイル でんわ | 0037-692 |
BIGLOBEでんわ | 0077-500 |
もちろん、格安SIMの通話サービスを申し込んでいないと、プレフィックス番号を付けて電話をかけても意味はありません。
あくまでも通話し放題プランなどの通話プランの契約が前提となります。
iPhoneユーザが通話し放題プランを受けるためには
このような制約がある中で、iPhoneユーザが格安SIMの専用通話アプリを利用するためには2つの方法があります。
ひとつは、標準アプリに残っている着信履歴をもとにかかってきた電話番号をコピー、専用通話アプリに張り付けて電話をかける方法です。
もうひとつは、相手方の電話番号の前にプレフィックス番号を手入力して標準アプリで電話を掛ける方法です。
これで通話し放題プランを利用することができるわけですが、とてもめんどくさいですよね。
スマホを使うのが小学生のお子さんだったり、操作がおぼつかないご高齢の方だったり、こんな操作をさせるのはなかなか難しいです。
結局、えーい、面倒だって言って通話し放題プランを使わなくなるのが眼に見えてますな。
Prefix Plusの機能
とは言え、このような問題が生じるために…
お得な格安SIMを使うのを諦める
通話し放題プランを断念する
そんなことは考えたくありませんよね。そこで使えそうなアプリが、本日ご紹介するPrefix Plusなのです。
Prefix Plusの機能
- 連絡先にプレフィックス番号を一括登録するアプリ
- 標準電話アプリからプレフィックス番号付きの電話を掛けることが可能
- 着信履歴からの発信にも対応
Prefix Plusを使うことで、標準アプリを使って格安SIMの通話し放題プランが適用されることになります。
着信履歴から折り返しの電話をかけても通話し放題プランの適用が受けられるのも嬉しいですね。
また、プレフィックス番号付きの電話番号を連絡帳に登録することになるのですが、使わなくなれば一括での削除も可能となる点で評価も高いです。
Prefix-Plusの設定方法
Prefix Plusの設定方法は簡単です。
アプリをインストールする
まずはAppストアでアプリをダウンロードしましょう。
PrefixPlus – プレフィックス番号一括登録
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設定する
アプリのインストールが終わったら、アプリを起動して設定に入ります。
右上の「+」をタップします。
必要事項を入力します。
名称は区別がつくような名称を入力します。ここではみおふぉんダイヤルとしました。
ラベルは電話帳に表示されるので短めがよさそう。
ここではIIJみおふぉんにちなんで【mio】と入力。
番号はプレフィックス番号を入力します。
入力が終わったら「保存」をタップします。
すると(更新処理待ち)と表示されます。画面最下部の「連絡先を更新する」をタップします。
これをタップすると、電話帳に登録してある連絡先にプレフィックス番号入りの電話番号が追加されます。
ながったらしい広告が終わると、設定が完了します。
電話帳を見てみましょう。
その他と書いてある部分に、【mio】と表示され、プレフィックス番号付きの電話番号が表示されています。
通話し放題プランを利用するときは、こちらのプレフィックス番号が付いた電話番号で電話をかけることになります。
Prefix-Plusの注意点
通話方法に要注意
着信があった場合に折り返しの電話をかける場合、着信履歴の電話番号をタップしてはいけません。
電話をかける手順
- 着信履歴にある「i」をタップします
- 電話帳を開き、プレフィックス番号入りの電話番号をタップ
このような手順で専用通話アプリから電話をかけたこととみなされ、通話し放題プランが適用されることになります。
実際の標準の通話アプリを開いてみると、時刻の右に「i」のマークがあります。
この「i」をタップすると、先ほどの電話帳画面が開きます。
そこで先ほどPrefix-Plusで追加された電話番号(【mio】と書かれたプレフィックス番号入りの電話番号)で電話をかけることになります。
文字で書くと長ったらしいですけど、すぐに慣れそうです。
自動更新されない
Prefix-Plusは電話帳にプレフィックス番号を登録するアプリですが、自動更新されないので要注意です。
例えば、電話帳を新規で登録しただけではプレフィックス番号は附番されません。
プレフィックス番号を附番するには、Prefix-Plusを起動して連絡先を更新するという作業が必要です。
この更新を怠ると、プレフィックス番号なしのまま電話をかけたことになり、通話し放題プランが適用されないことになります。
電話帳への登録が必要
電話帳に登録がない場合、折り返し電話をかけてもプレフィックス番号は附番されず、通話し放題プランの利用はできません。
通話し放題プランとするためには…
- 電話帳に登録する
- Prefix-Plusアプリを起動して更新する
- 再度、標準通話アプリを開いて電話をかける
こうしたステップが必要です。ちょっと煩雑ですね。
最後に
ということで今日はPrefix-Plusアプリについてご紹介しました。
設定そのものはとても簡単です。
利用にあたってはいくつか注意点もありますが、格安SIMの激安な通話プランが使いやすくなるのは良いです。
iPhoneユーザで困っている人はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物のお役に立てると嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!