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スマホにマイナンバーカードの機能が搭載される?とメリットとデメリットを考えてみる

2018/08/07

マイナンバーカードの機能がスマホに搭載?

TBIT / Pixabay

 

なぜか分からないけど、マイナンバーカード関係の記事のアクセス数が上昇してまして。なんでか調べてみたらこんなニュースが出てたみたいなんです。

スマホにマイナンバーカード機能搭載…法改正へ

政府は、マイナンバーカードに内蔵されている公的な電子証明書を、スマートフォンにも搭載することができるよう制度を見直す方針だ。インターネットでの買い物や銀行取引などが、より安全で簡単になる。来年の通常国会に関連法案を提出する。

2018年07月30日 07時04分 読売新聞より抜粋

記事に記載されている、スマホのSIMカードに認証キーを埋め込む計画はかなり昔からありました。わたしの昔の記事でも、そのことに言及しています。

で、ネットではこのニュースを否定的にとらえる記事がとても目立つんですよね。

スマホにマイナンバーカード機能を搭載する目的はふたつ

ひとつはマイナンバーカードを持ち歩く、ということが習慣化されにくい。
ならば日々持ち歩くスマホにその機能をSIMカードに書き込んでしまえばいいじゃん

もうひとつはマイナンバーカードの電子証明書を利用するためにカードリーダーを買うのが負担。
ならばスマホにカードリーダの機能もつけちゃえばいいじゃん

マイナンバーカードの普及がいまいち
じゃあ、税線面で優遇しちゃえばいいじゃん

この発想な単純、うさんくさい感じ…なんでしょうかね?とっつきにくいマイナンバーカードの話を整理してみました。

マイナンバーカードとマイナンバー

この記事に限ったことじゃないんですけど、いまだにマイナンバーとマイナンバーカードと違いってのが世間に認知されていないようなんです。某大手新聞社だって取り違えた記事を書いているぐらいですから。

マイナンバーカードはインターネット上での本人認証を行うためのもの。目的が社会保障と税に限定されているマイナンバー制度とは大きく異なるものです。

マイナンバーカードの全国民に対する取得率は約10%超で、この数字は計画をはるかに下回わる数字。なので、マイナンバーカードの活用が、オワコンのマイナンバー制度を存続させるためにむりやり活用しようとしている、といった批判もあります。

ただ、制度開始時点で政府与党が作成したマイナンバーカードの利活用ロードマップによれば、当時からスマホの活用や銀行、ネットショッピングなどでの利用などを想定しており、(計画通り進んでいるかは別として)当初からの計画に則った内容と言えます。

なぜマイナンバーカードは嫌われるのか?

例えばこちらの記事とかコメント欄がついていて、批判的な記事に賛同する意見にはイイねが多くつけられ、記事の誤りを指摘していた意見にはイイねが少ないです。

これはとても興味深い。

インターネットがもたらした便利な世界

世の中インターネットが普及し、私達の生活はとても便利になりました。

自宅にいながらショッピングもできるし、旅行の予約もできる。税金の納付だってできるし、図書館の本の予約だってできる。今やネットは我々の世界に欠かせないものになっています。

でも、役所の手続きには窓口に行かなければできないものが多いんですよね。

しかも役所がやっている時間は平日の昼間だけ。何が手続きしようと思うと会社休まなければいけないわけです。

なんで、インターネットが普及したこの便利な世の中にですよ、わざわざ直接足を運ばなければいけないのかって不思議だと思うんですよね?

民間の二番煎じではない発想

銀行のキャッシュカードやネットショッピングはすでに民間が行っています。

しかし、クレジットカードは金融機関ごとに違うし、ポイントカードも店舗ごとに違う、財布の中はカードであふれるばかり。ネットショッピングでもID/PWが異なるので管理が大変。

これが(サブカードとして)マイナンバーカード一枚に集約されたら以下のようなメリットがでてきます。

  1. どこの銀行でお金をおろすにもマイナンバーカード一枚で済む
  2. どの店で買い物してもポイントカード一枚で済む
  3. 全てのショッピングサイトでの買い物の際に入力するパスワードは一種類で済む

民間でもできるようなテレビ番組を垂れ流すNHKは許せませんが、こうした民間では取り組めないことを国で取り組もうという姿勢は大賛成です。

マイナンバーカードと今後の動き

マイナンバーカードを持ったほうがお得な世の中に?

しかし、世の中便利が良いのに、これをいざマイナンバーカードでやろうとすると、情報漏洩だ、すべて国が資産を管理しようとしている、という議論になってしまうんですよね。不思議なもので。

ちなみに、2018年税制改正大綱によれば、2020年以降の確定申告において、e-taxで申告しないと青色申告特別控除額が10万円減額されてしまうとのことです。

e-taxではマイナンバーカードが必須となりますから、フリーランスなどの個人事業主が税制面で有利になるためにはマイナンバーカードの取得が必要となるんですよね。

ワタシはしがないサラリーマンなので関係ないですけどフリーランスの方などは早めに申込したほうが良いじゃないでしょうか。

持たされてる感を払拭させるために

税制面での優遇も悪くはないのですが、「持たされている感」は否めません。やはり一番は国民が持ちたいと信頼される仕組みであることが一番です。

そのためには政府としてこんなことに取り組むべきでしょう。

  • 広報活動の強化(マイナンバーカードとマイナンバーは違う、マイナンバーはもれても個人情報は漏れない)
  • 手続きだけではなく制度そのものの簡素化
  • 国民へのキラーコンテンツの提供(より身近なメリットを)

最後に

geralt / Pixabay

 

ということでスマホとマイナンバーカードの機能についてまとめてみました。理念はとても共感できるものが多いのですが、課題もたくさんあります。これらが実現するのはなかなか時間がかかりそうですね。

ワタシが年金の手続きをするとき、介護保険や国民健康保険の手続きをするときまでには簡単便利になっていることを期待したいです。

 

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