今日は、AndroidからiPhoneにデータ移行を行う場合に、できるものとできないものがあります。その概要をまとめます。
先日、購入したiPhone16 Pro。一週間が経過し、iPhoneの性能の高さ、使いやすさを実感する毎日です。
しかし、大変なのはAndroidからiOSへの移行作業。
ぶっちゃけ9割ほど終了しましたが、未だにすべての移行作業が完了していない状態です。
今日のテーマはこんな感じです。
今日のブログで分かること
- 移行アプリでできることとできないこと
- 手作業で移行すべきアプリ
- そもそも移行できないアプリ
その他、移行する際に守らなければならない注意点や大事な点をまとめていきます。
あーーー失敗した!
大事なデータを消しちゃったり、余計なコストがかかるなど取り返しがつかないことにもなりかねない、AndroidからiPhoneへの切り替え作業。
今回は20年間Androidを使い続けた私が実際にiPhone16Proにデータ移行した経験を踏まえて記事にまとめてみました。
参考になれば幸いです!
iOS移行アプリが便利
AndroidからiPhoneにデータ移行する際に絶対に使うべきアプリがiOS移行アプリです。
iOSに移行
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昔はこんな移行アプリはありませんでしたから、いったんiCloudなどのクラウドサービスに格納してダウンロード…といった作業を全て手作業で行っていました。
今はiOS移行アプリがあってかなり便利になったと言ってよいです。
ただし、iOSアプリにもいくつか注意点があります。
iOSアプリの注意点
- 移行できるものとできないものがある
- 移行できるのはiPhone初期設定時に限定
- Androidスマホにインストールして使う
iOS移行アプリで移行できないものがある
とても便利なiOS移行アプリですが、移行できるものと移行できないものがあります。
iOS移行アプリで移行できるもの
- 連絡先
- 写真やビデオ
- メールアカウント
- カレンダー
- メッセージ履歴
- ブラウザのお気に入り・ブックマークデータ
- ファイルやフォルダ
- アクセシビリティ設定
- 表示の設定
などなど
上記以外のデータは移行することができず、あとは全て手作業で行う必要があります。
iOS移行アプリで移行できないもの
- アプリ(iOSアプリで移行されないもの)
- アプリのID/PW
- モバイルSuica
- LINE
- キャッシュレス関係
- ホームボタンに保存したお気に入り
- そもそもiOSに対応していないアプリ
iOS移行アプリで移行できないアプリ
iOS移行アプリで移行できるアプリと移行できないアプリがあります。
iOS移行アプリの説明では、iOSとAndroid共通して使えるアプリは移行される、とありますが、実際はそうではありません。
新たにインストールしたアプリ(一部)
- ネットショッピングアプリ
- ネット証券アプリ
- ネット銀行アプリ
- 画像処理系アプリ
- スマートロックアプリなどIoT系アプリ
Amazonや楽天市場などのネットショッピング系アプリは自分でインストールする必要があります。
また、ネット証券やネット銀行、FXなど金融系アプリは全て自分でインストールしてあげる必要があります。
逆にGoogle系のアプリ(GoogleマップやGoogleスプレッドシート、カレンダー、フォトなど)は自動的に移行されます(ライバルなのに不思議ですね)
画像処理系アプリとしては、・・・などが挙げられます。CANVAは移行されました。
このように移行アプリで対応できるかどうか、基準はよくわからないというのが現実です。
アプリのID/PWは移行できない
新しいiPhoneにアプリのインストールまではiOS移行アプリで対応できますが、各アプリのID/PWまで移行できません。
なので、ログインを伴って使用するアプリは、全てID/PWを入力してあげる必要があります。
これが移行作業で最も地味で骨の折れる作業です。
正直、IDもPWも分からないアプリがいくつかあってとても困ってます。
Googleの機能で自動保存機能に頼ってばかりいると、ID/PWを忘れてしまいがちです。iPhoneでも使い続けるアプリは、ID/PWを覚えておきましょう。
SuicaやLINEはさらに設定が必要
SuicaやLINEは、別途引継ぎ作業が必要です。両方とも旧端末が必要になるので、処分したり中古ショップに売却したりしないようにしましょう。
Suicaは引継ぎ作業が必要になります。旧端末でSuicaの引継ぎ操作を行い、iPhone側でこれを受け取る設定とします。
LINEもデータ移行作業が必要です。作業自体は旧AndroidスマホのQRコードを読み取るだけですので作業自体は簡単です。
そもそもiOSで使えないアプリがある
そもそも、iOSで引き継げないものがあるので注意が必要です。
新端末に引き継げないもの
- 楽天edy
- スマホ電子証明書(マイナンバーカード機能)
- iOSに存在しないアプリ
ちなみに、LINE自体の引継は可能ですが、14日間以上トーク履歴のないものは新端末に引き継ぐことはできませんので注意が必要です。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
https://uekenweb.com/iphone16-pro-002/最後に
ということで今日は、AndroidスマホからiPhoneへの移行をする際に、できることとできないことがあるというテーマでまとめてみました。
iPhoneは確かに高価です。でも値段が高いだけの価値を実感する日々です。それは高級感や上品さといったブランドだけではなく、バッテリ持ちの良さや使用感、安心感などが挙げられます。
また、最新のiPhone16ではなくてもiPhone14はかなり値下がりしていますので、旧モデルでも今が買い時と言えると思います。
AndroidスマホからiPhoneへの切り替えもかなりハードル下がっている印象です。AndroidユーザのみなさんもたまにはiPhoneを使ってみるのもよいのではないでしょうか。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物につながると嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!