今日は格安SIMの選び方についてまとめます。
世の中、スマホ代はかなり安くなってきましたね。
家計の節約のためには格安SIMを使うのがベター。ただ、そう分かっていても…
格安SIM?しょせん安かろう、悪かろうじゃろ
安いのは分かるけど、どれを選んでいいか分からんし…
そんな風に思う人もいると思います。
確かに格安SIMを紹介したネット記事や雑誌はたくさんあります。
でも、格安SIMの売りや特長を紹介するサイトはありますが、その人にぴったりの格安SIMの選び方を紹介するサイトって意外と少ないと思うのです。
初めて格安SIMを試したい人にとって、ホントに知りたいのは格安SIMの選び方です。
私は格安SIMを利用し続けて約10年。これまで様々な格安SIMを使ってきました。
過去使ったことがある格安SIM
- BIC SIM
- IIJmio
- NifMo
- BIGLOBEモバイル
- mineo
- y.uモバイル
- OCNモバイルワン
- UQモバイル
- LINEモバイル
- LINEMO
- Rakutenモバイル
- YAMADA-SIM
- REMO モバイル
- FUJI-WiFi
- MONA WiFi
WiFiサービスも含めるとこんな感じになります。
そこで、これだけ格安SIMを使い尽くした私が、初心者でも実践できる格安SIMの選び方についてまとめてみます。
結論から言ってしまいましょう!具体的な手順はこうです。
格安SIMを選ぶための手順
- 利用するスマホを決める
- 使用する月のデータ量を確認する
- 通話はよくするか確認する
- 口コミで評判を調べる(特に速度)
- 価格を比較する
なお、2023年最新の格安SIMキャンペーンはこちらをご覧ください。
キャッシュバックキャンペーンなど、さらに安く利用できる格安SIMをたくさん紹介しています!
そもそも格安SIMはなぜ安いのか?
格安SIMの値段の安さは通信回線網や設備を大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から間借りしているため。
自分たちで通信設備や通信環境を用意しない分だけ価格は安いのです。
逆に価格が安い分、通信回線の速度が遅かったり、サービスや機能面で制限があるなど、大手キャリアに比べて品質が落ちることになります。
また、格安SIMによってどこの大手キャリアの回線設備を借りているかが異なります。
格安SIMと系統の考え方
- ドコモから回線を借りていればドコモ系の格安SIM
- auから借りていればau系の格安SIM
- ソフトバンクから借りていればソフトバンク系の格安SIM
また、格安SIMによっては3大キャリアのどれにも対応しているものもあります。
このようにどこの回線を使っている格安SIMなのか、結構重要なポイントになるので押さえておいてください。
格安スマホはどこがいい?選び方を紹介
それでは、さっそく格安SIMの選び方について手順にそってご説明していきます。
スマホを買い替えるかどうか?
まず、格安SIMを選ぶ前に、これから使うスマホをどうするかを考えます。
- スマホはそのまま使う
- スマホを買い替える
もしも、今使っているスマホを買い替えずに使い続けるのであれば、そのスマホをどこで購入したかを確認しましょう。
あなたのスマホはどこで買った?
- docomo
- au
- Softbank
- SIMフリー
なぜ、こんなことを気にするのかというと、先ほどご紹介した格安SIMの系統と購入したスマホの通信会社を合わせるほうが望ましいからです。
つまり、
ドコモ系の格安SIMを使う場合は、ドコモから購入したスマホを使ったほうがよい
ということになります。
キャリアを合わせないと起こりうる不具合
- 初期設定が複雑になる場合あり
- 一部の地域でスマホが使えない場合がある
- VOLTEが使えない場合がある
ドコモで販売されているスマホはドコモの回線で使えるように設定して販売されています。
最近、SIMロック解除が無料でできるようになりました。
スマホをSIMロック解除すればどこの会社のSIMカードでも挿しても使えるとされます。
SIMロック解除は3大キャリアのショップに行けばただでやってくれるのよね。
SIMロック解除していれば、ドコモのスマホにauのSIMを挿しても使えるんだよね。
ただし、キャリアから購入したスマホは一部他のキャリアの周波数帯に対応していない場合があります。
結果、例えば、ドコモのスマホにauのSIMを挿すと、地方や山岳地帯など一部利用が制限される可能性があります。
SIMロック解除と言っても完璧な対策ではないんだよねー
その他、VOLTEという高品質な音声通話が使えないなどの制約があります。
結局は、格安SIMとスマホは同じキャリアにしておいたほうが無難というのが私の意見です。
使用するデータ通信量はどのくらいか?
あなたが月に使用するデータ通信量を確認しておきましょう。
格安SIMの場合、使用するデータ通信量によって月額費用が大きく異なるからです。
もし分からない場合は、今のスマホで使用量を確認してみてください。
Androidの確認方法
設定→ネットワークとインターネット→データ使用量
スマホでの使用状況にあわせて格安SIMのデータ通信プランを決めることになります。
前月の利用状況が2GB前後であれば、余裕をもって3GBのプランを申し込むなどスマホ会社のプランを選ぶ際の目安になります。
もちろん、
データ通信量は足りなくなった場合はデータ追加することも可能ですし、
データが足りなくなったらさらにデータ量の多いプランに変更することもできます。
なので、毎月使用するデータ通信量はある程度の目安で判断しても大丈夫です。
通話プランをどうするか
あなたのスマホ利用の目的がアプリの利用やネット接続中心であれば、通話サービスのことはあまり考える必要はないです。
もし、あなたがスマホでいっぱい通話する必要があるならば、5分・10分間通話放題や無制限通話し放題を選ぶ必要があります。
格安SIMによって通話サービスのメニューが異なります。あなたにぴったりのサービスを提供してくれる格安SIMを選びましょう。
格安SIMを口コミで評価を確認する
格安SIMの口コミ情報はネットにたくさん落ちています。そこで格安SIMのメリットとデメリットを確認しておきます。
格安SIMの確認項目
- 通信速度
- ヘルプデスク対応
- 回線のオプション機能
特に確認しておきたい項目はデータ通信時の通信速度の問題です。
格安SIMによっては平日の昼休みなど通信ラッシュが起きる時間帯ではめっちゃ遅くなる場合があります。
また、通信回線の仕様やサービス内容が異なる場合があります。
通信回線の機能比較
- データ通信繰越し機能
- 高速通信ON/OFFの切り替えが可能
- アプリなどの使い勝手
それ以外にも格安SIMによって機能面で差がありますので注意しておきましょう。
サービス | 内容 |
データシェア | 1本の契約で複数SIMを利用できるサービスです。 |
データ追加 | データを使い切ってしまった場合にデータ追加可能かを確認します。 |
カウントフリー (有償) | YouTubeなど特定のサービスを使い放題にするサービスです。 |
価格が安い格安SIMを選ぶ
ここまで調べた内容をもとに、格安SIMの候補がいくつかできたと思います。
格安SIM比較の項目
- 回線(docomo,au,Softbank)
- 通話プランの利用可否
- 必要なデータ通信量
- 回線の品質(特に通信速度重視)
これら3つの項目に該当する格安SIMの価格を比較します。
比較すべき価格
- 初期費用(事務手数料、SIM発行手数料)
- 月額料金(基本料金)
- 通話プラン(月額)
- 解約手数料、MNP転出手数料等
まあ、最低でも月額の基本料金ぐらいは比較しましょう。
サービス | 内容 |
月額料金 | 毎月の使用料金のこと。 |
初期事務手数料 | 回線を最初に申し込んだときに必要な費用 |
SIM作成料 | 回線を最初に申し込んだときに必要な費用 |
解約手数料等 | 解約する場合に必要な費用 |
MNP転出費用 | 他のスマホ会社に移転するときに必要な費用 |
これであなたに最適な格安SIMプランが決定することになります。
付加機能やキャンペーンを理解する
なお、価格比較をする際にぜひやって欲しいことは2つあります。
- キャンペーン開催中かどうか
- U-NEXTなどのサブスクが安価に契約可能かどうか
キャンペーン
最近は格安SIMでも月額料金の割引やポイントバックなど大キャンペーンを発表することがあります。
このようなキャンペーンが場合はかなりお得。どのぐらい価格が安くなるか、ご自身の手で計算してみましょう。
現在開催中の格安SIMのキャンペーンはこちらにまとめています。
動画サービスなどとのタイアップ
格安SIMの中には他のサブスクとタイアップしてトータルするとお得な格安プランが展開されています。
サブスクとセットでお得な格安SIM
- U-NEXT…y.u モバイル
- YouTube Premium無料キャンペーン…楽天モバイルほか
シミュレーション
ここまで覚えれば格安SIMの利用の基本は終了です。
ここからは実際に格安SIMへの乗り換える場合、どのような流れになるかを見てみます。
格安SIMの選び方
まず、あなたがやらなければならないのは使うスマホをどうするかです。
ここでは、今まで持っているauのスマホをそのまま使うこととします。
格安SIMの選び方(例)
- スマホはそのまま使う
- データ使用量は月平均2GB
- 通話の頻度は多く、長電話が多い。
格安SIMはau系を使う
スマホはauで購入したものをそのまま使うとのことなので、au系の格安SIMを使うことになります。
通話無制限を利用
通話時間がかなり多いとのことなので、無制限通話し放題プランを選ぶこととします。
ここまで決めたら、au系で無制限通話し放題プランを提供している格安SIMをネットでがしまくります。
結果、以下の格安SIMが候補となります。
- UQモバイル
- QTモバイル
- イオンモバイル
- IIJmio
- mineo
データ使用量は月平均2GB
毎月のデータ通信が不足しないようにデータ通信量は3GBの音声通話付きプランを選択することとします。
格安SIM | GB | 基本料金(通話) |
UQモバイル | 3GB | 1,628円 (1,817円) |
QTモバイル | 4GB | 1,540円 (1,600円) |
イオンモバイル | 3GB | 1,078円 (1,650円) |
IIJmio | 4GB | 990円 (1,400円) |
mineo | 5GB | 1,518円 (1,210円) |
口コミの評判を調べてみる
特に通信速度の口コミを調べてみることにしました。
「格安SIM」「速度」「比較」などでググってみると参考になりそうなサイトがいくつかヒットします。
これらのサイトをもとに候補となる5つの格安SIMをを評価しました。
評価 | 格安SIM |
Aランク | UQモバイル |
Bランク | ー |
Cランク | IIJmio イオンモバイル mineo QTモバイル |
通信回線の速度を複数のサイトで確認したところ、評価としては上記のとおりとなりました。
通信回線はUQモバイルは断トツ。他の格安SIMはほぼどっこいどっこいの結果となりました。
条件に一致する格安SIM
これまでの結果を踏まえ、あなたのこだわりを優先して格安SIMを選ぶことになります。としたら以下のとおりとなります。
通信速度にこだわるならUQモバイル
月額料金はやや高めですが、とにかく快適にスマホを使いたいならUQモバイルがベストチョイスです。
\UQモバイルの詳細はこちら/
価格重視ならIIJ-mio
多少データ通信の速度が落ちても構わないので価格を重視したい場合は、IIJ-mioがベストチョイスになります。
\IIJ-mioの詳細はこちら/
通話無制限プランを含めても月額2,390円は他の格安SIMと比べても一番安いです。
最後に
ということで、今日は初心者向け格安SIMの選び方についてまとめてみました。
特にできるだけシンプルに格安SIMを選ぶ方法を重視して紹介したつもりです。
格安SIMと言っても様々な種類がありますし、価格設定もマチマチ。
あなたが何を重視するかによって、どの格安SIMがベストになるかもお分かりいただけたかと思います。
これから格安SIMを始めて申し込む場合は、ぜひ参考にしてみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物のお役に立てると嬉しいです。
それでは楽しいモバイルライフを!