節税

マイナンバーカードと健康保険証が一体化されるってよ

マイナンバーカードと健康保険証が一体化される?

先日、ニュースを見ていましたら、マイナンバーカードと健康保険証が一体化されるというニュースが流れてきました。

マイナンバーカード、全病院で保険証に 21年3月から

政府は2021年3月から原則すべての病院でマイナンバーカードを健康保険証として使えるようにする。カードは制度開始から3年たっても普及率は1割にとどまる。マイナンバーカードで健康保険証を代用できるようになれば、カードを取得する人が増えると期待する。カードの普及を通じて北欧諸国などに比べて遅れるデジタル社会づくりを加速する。

2019/2/13 18:00日本経済新聞 電子版より引用

このニュースに対する反響は様々なようで…

これならマイナンバーカードを作ってもいいかな?

なんで、国はマイナンバーカードを作らせたがるのか?

などなど様々な意見が散見されます。

皆さんはどう思いますか?

健康保険証との一体化は以前から計画されていた

このニュースの書きっぷりからもうかがえるように、今回の健康保険証とマイナンバーカードの一体化は、マイナンバーカードの普及が進まないための苦肉の策として生まれたように読めます

 

でも、マイナンバーカードと健康保険証の一体化は、マイナンバー制度が始まるときから政府では検討されてきた活用案だったりするんですよね。

2014年年11月19日マイナンバー制度の円滑な導入・定着に向けた緊急提言より抜粋

2018年に8700万枚を普及とか、ん?という記載もありますが、この資料にも書かれているとおり、健康保険証との一体化は、もともと2018年ごろから開始すべきという提言が政府になされていたことになります。

健康保険証との一体化の目的は本人確認

もともと健康保険には本人確認に問題があったと言われてます。いわゆる「なりすまし受診」というもの。

 

健康保険証には写真がついてませんし、健康保険組合から脱退した後でも、健康保険証に記載されている有効期限内であれば、病院では気づくこともできません。

 

また、最近ニュースでも流れてきましたが、外国人受け入れに際して、病院で受診するときには、写真入りの身分確認書類の提示が求められるようになるとのこと。

受診時「なりすまし防止」…外国人に在留カードなど身分証要求へ

政府は外国人が日本の医療機関で受診する際、在留カードなど顔写真付き身分証の提示を求める方針を固めた。来年4月開始を目指す外国人労働者の受け入れ拡大で、健康保険証を悪用した「なりすまし受診」が懸念されるためだ。外国人差別につながらないよう、日本人にも運転免許証などの提示を求める方向だ。
 来年度にも運用を始める。厚生労働省が在留外国人への周知徹底を図るとともに、身分証の提示要請を各医療機関に促す。

2018年11月19日読売新聞より抜粋

このことからマイナンバーカードの提示によって本人確認の厳格化にも対処できる効果もありそうです。

健康保険証との一体化の壁

健康保険証との一体化で壁となる点として、①認証に必要な設備負担、②認証方法、③国民への理解、この3つでしょう。

認証に必要な設備負担

これはマイナンバーカードで認証する際は、病院側や保険者に費用負担が発生すると思うんですよね。

  • 認証するための端末(クレジットカードを読み取る機械のようなカードリーダ)
  • 認証確認するためのソフトウエアやパソコン
  • 健康保険組合に接続するためのインフラ(専用回線)やシステム構築

これらの負担は結局、税金で賄われることから賛否は分かれることでしょう。

2種類の認証方法

認証方法とは二通りのことが考えられます。

 

病院の窓口で本人確認のマイナンバーカードをカードリーダーで読み取らせる際に、①PIN(暗証番号)を入力させるのか、②入力させないのか、という点です。

前者の場合、いわゆる所持認証(持ってるだけでその本人であるとみなす)となりますので、まるでスイカで改札を通れるくらい手続きは簡単です。

JR東日本HPより

ただ、セキュリティレベルも落ちます(例をあげれば、近所のスーパーでポイントカードを見せればポイントを付けてくれるというレベル)。

後者の場合、暗証番号とセットで本人確認になるので、セキュリティレベルは高まります。ただ、暗証番号(正式には利用者証明用電子証明書。長いですね…)を3回間違えてしまうとロックされてしまいます。

暗証番号を間違えると役所に行ってパスワードロックを解除してもらう必要がありますから、パスワードロックで病院にも行けなくなる、という妙な運用になりそうです。

国民への理解

これが一番難関になりましょう。

健康保険証との一体化によって、マイナンバーカードに医療情報が集約されるのでは、といった心配も予想されます

健康保険保険証の一体化には、ICチップ内の電子証明書で認証が行われるだけで、本人の病歴などの医療情報が格納されるわけではありません。

ただ、この手の技術的な話はとても難解で、最後は国を信じるか信じないか、という議論になってしまうんですよね。

特にマイナンバーと本人確認のための認証カードが一体化されてしまっているのが話をさらにややこしくさせているのでは、と思います。

最後に

ということで、健康保険証とマイナンバーカードの一体化についてワタシが思うところを書いてみました。

 

ワタシも便利になるのであれば、健康保険証だけじゃなくて、お薬手帳とか、普段使わないけど稀に必要なカードを一体化できたらうれしいと思いますけどね。

 

今年の10月以降に消費税増税が行われる予定ですが、経済対策の一環としてマイナンバーカードにポイント付与するなどの案も盛り込まれています。

今後のマイナンバーカードの動向にも要注目ですね。

関連記事です。マイナンバーカードと自治体ポイント。消費税増税の経済対策として活用されることについてまとめています。

e-TAXは、当面マイナンバーカードなくとも使えるようになりました。

それではまた~

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しがないサラリーマン
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しがないサラリーマンがひそかに経済的自由を目論むブログの管理人。メインテーマは、日本株、米国株投資のほかインデックス投資の資産運用や節約情報、ガジェット関係。 運用資金は生活費の節約。スマホなどの節約情報からクレカ、ポイントサイト、ふるさと納税、株主優待クロスに挑戦中。 ブログは雑記ですが、毎日更新が目標。実体験に基づき本当にイイものはイイ、悪いことは悪いことと主張するのが信条です。

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