玄関や廊下にちょっとした棚が欲しいけど、賃貸だから壁に穴を開けたくない…
と諦めていませんか?
この悩みは、LABRICO(ラブリコ)から登場した新アイテム「ナゲシレール ブラケット」が解決します!
通常の棚受けと違い、石膏ボードの壁に小さなピンで固定するだけで、あっという間に長押(なげし)風のおしゃれな壁面収納が完成。
DIY初心者でも簡単に設置できます。
私も実際にナゲシレール ブラケットを活用して見せる収納を簡単に作ることができました。
この記事では、壁を傷つけないナゲシレール ブラケットの使い方から、デッドスペースになりがちな玄関・廊下での見せる収納の活用事例までを徹底解説。
賃貸でも諦めずに、理想の収納を実現しましょう!
ナゲシレール ブラケットとは?賃貸でも使える秘密を解説
・壁に棚を付けたいけれど、賃貸だから大きな穴を開けるのは避けたい…
・おしゃれな長押(なげし)風の壁面収納が欲しい…
そんな悩みを解決するのが、平安伸銅工業のDIYブランドLABRICO(ラブリコ)から発売された画期的な製品、ナゲシレール ブラケットです。
ナゲシレール ブラケットは、壁に木材を取り付けてウォールシェルフや長押のような空間を作るための専用金具です。
通常の棚受け金具とは異なり、最大の特長は「壁を傷つけない」設置方法にあります。
この製品は、石膏ボードの壁に専用の細いピン(ホチキス針のようなもの)を使って固定するため、壁に残る穴が極めて小さく目立ちません。
そのため、退去時の原状回復を気にされる賃貸住宅にお住まいの方でも、安心してDIYを楽しめるように設計されています。
ワンバイ材(1×4材)などの木材を組み合わせれば、あっという間に玄関や廊下のデッドスペースを有効活用できる、機能的かつおしゃれな棚が完成します。
賃貸だからと諦めていた壁面収納の夢を、このブラケットが実現してくれるのです。
ナゲシレール ブラケットと壁美人の違い
私は以前から壁美人という壁掛け用のアイテムを愛用していました。
壁美人なら棚やテレビなど様々なものを簡単に壁に取り付けることができるのです。
しかし、壁美人の場合は、壁に掛けたり、ひっかけたりするものが中心。壁に棚や板を取り付けるには構造上頼りない部分がありました。

そこで最近知ったのが、ナゲシレール ブラケットです。

壁美人の場合、このような板を一枚壁に取り付けるのはなかなか難しいです。このような板や棚を取り付ける場合は、ナゲシレール ブラケットのほうに適正があります。
ナゲシレール ブラケットのメリット・デメリット(設置の注意点)

画期的なアイテムであるナゲシレール ブラケットですが、導入前に知っておくべきメリットとデメリット、そして設置の注意点があります。
安全かつ快適に使うために、しっかり確認しておきましょう。
メリット:DIY初心者でも簡単!壁に目立つ傷が残らない
賃貸でも安心
石膏ボードの壁なら、極細ピンで固定するため、目立つ穴が残りにくいのが最大の魅力です。原状回復への不安を大幅に軽減できます。
設置が簡単
ネジ止めのように力や技術は要らず、付属の専用打ち込みキャップを使ってピンを差し込むだけなので、DIY初心者でも簡単に設置できます。
手軽におしゃれに
玄関や廊下など、デッドスペースになりがちな場所に、ワンバイ材や長押を設置するだけで、一気におしゃれな見せる収納空間を作り出せます。
デメリット:耐荷重と設置場所には注意が必要
耐荷重の制限
細いピンで固定する仕組み上、耐荷重には制限があります。メーカー公表の耐荷重(例:静止荷重3kgまでなど)を厳守し、重すぎるものを載せないよう注意が必要です。
設置できる壁が限定される
この製品は基本的に石膏ボードの壁専用です。コンクリート壁や土壁、柱や間柱がある場所には設置できません。
設置の注意点:必ず壁の構造を確認しましょう
設置したい場所を軽く叩き、奥に硬い手応え(柱や間柱)がないか確認してください。ピンが柱に当たってしまうと正しく設置できません。
また、載せるものが10kg以内に収まるよう、事前に重さを計算し、安全に使いましょう。
ナゲシレール ブラケットの使い方と設置手順
ではここからはナゲシレール ブラケットを使って、壁に掛ける天板を設置する方法をご紹介しましょう。

この位置に、天板を取り付けていきます。

完成後はこのようになります。天板にモニターとパソコンを壁に掛けています。
ちなみにこの天板は捨てることができずに放置されていたものを再利用しました。サイズは630mm×450mm程度です。
天板を取り付ける位置を決める
まずは天板を取り付ける位置を決めます。ここで間違えると、取り付ける板が傾いてしまって取り返しがつかないことになりますので慎重に作業しましょう。

壁に天板をあてがって設置する場所の四隅に鉛筆やマスキングテープでシルシをつけます。
ナゲシレール ブラケットを取り付ける
そしてこのナゲシレール ブラケットを四隅に取り付けていきます。

少しだけ線の内側に取り付けると作業がしやすいです。

次に、ホルダーにフックを差し込み、両面テープを剥がしていきます。


そして、取り付ける天板を取り付ける位置にあてがいます。

そのあとに天板を上部にスライドして取り外します。

このように四隅にナゲシレール ブラケットのフックが両面テープで接着されることになります。

これを電動ドリルで取り付けていきます。

四隅すべてビス止めして完成です。
ナゲシレール ブラケットで天板を壁に掛けみる
ナゲシレール ブラケットのビス止めが終わったら、壁に設置してみます。

これが完成図です。

サイドから見るとこんな感じです。サイドから見てもあまり違和感も感じられず、まあまあな出来だと思います。
ナゲシレール ブラケット2個で10kgまで耐えることができます。今回、2個×2セット使用したので40kgまで耐えられる想定です。
こんなに簡単に壁掛けができてしまうなんて、ナゲシレール ブラケット様様です。
パソコンやモニターを壁に掛けてみる
私が壁掛けにしたかったのは、パソコンやモニターです。取り付けるのが石膏ボードではなく天板なので、壁掛け部品の取り付けは簡単です。
モバイルモニターはVESA規格対応なのでこちらの取付金具を500円程度で購入して、モニターを取り付けることとしました。
天板にこの金具を取り付けていきます。

モバイルモニター側にも金具を取り付けます。

もうひとつミニパソコン側の金具も取り付けておきます。

それぞれの金具にモバイルモニターとミニパソコンを取り付けた結果がこちら。

さらに天板の下には無印良品の壁掛けラックを取り付けてみました。

石膏ボードにも関わらず、デッドスペースを収納スペースとして活用することができました。
最後に

ということで今日は、ナゲシレール ブラケットを活用して壁掛け収納を作る方法をご紹介しました。
壁にビスやくぎを打ち込む必要がないので誰でも簡単に天板や棚を取り付けることができます。
収納場所に困っている方、お金をかけずに見せる収納場所を確保したい方は、ぜひ、ナゲシレール ブラケットの活用にチャレンジしてみてください!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物のお役に立てると嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!

