今日は、140W大容量充電器アドテックAPD-A140AC2-wC24のレビューです。
もしも、大容量のノートパソコン、タブレット、スマホを充電したいなら、アドテックAPD-A140AC2-wC24は超おすすめです。
アドテックAPD-A140AC2-wC24のメリット
- 140Wの大容量
- サイズがコンパクト
- 3ポートで充電が可能
- ノートパソコンなども充電できる
- PD3.1&QCで幅広い機器に対応
- USB-Cケーブルがセットで安い
サイズは小さく、価格は安く、電力供給は大容量で、まさに3拍子揃った充電器といってよいでしょう。
アドテックAPD-A140AC2-wC24のスペック
それでは、アドテックAPD-A140AC2-wC24のスペック表を見てみましょう
項目 | 仕様 |
入力 | AC 100-240V 50/60Hz |
出力ポート | USB Type-C ×2 USB Type-A ×1 |
USB Type-C1 | 最大140W(PD3.1対応) 5V/3A 9V/3A 12V/3A 15V/3A 20V/5A 28V/5A |
USB Type-C2 | 最大100W(PD3.0対応) 5V/3A 9V/3A 12V/3A 15V/3A 20V/5A |
USB Type-A | 最大30W(QC対応) 5V/3A 9V/3A 12V/2.5A |
付属品 | eMarker搭載240W対応 USB Type-Cケーブル(1m) |
サイズ(mm) | 約70×70×32 |
重量 | 約 290g |
その他 | GaN(窒化ガリウム)採用 |
注目する点は出力ポート。
3ポートあり、内訳はUSB-Cが2ポート、USB-Aポートが1ポートとなっています。
一番強力なのはUSB-C1でPD3.1に対応し、単独利用で140Wの電力供給が可能です。
TYPE-Aのコネクタがあるのも意外と嬉しいポイントですが、強力な充電を求めるなら、USB-Cケーブルで高出力のものを購入しましょう。
なお、アドテックAPD-A140AC2-wC24の場合は、240W対応のUSB-Cケーブルを別々購入するよりも安く入手できてお得です。
アドテックAPD-A140AC2-wC24の概況

それではアドテックAPD-A140AC2-wC24の概況を見ていきましょう!

左が充電器本体、右側がUSB-Cケーブルです。

充電器本体はコンパクト。約300gの重さで手に取った感じはずっしり重いですが、持ち運びに不自由さは感じません。
スマホ(Google Pixel 7a)と比べても、そのコンパクトが分かると思います。

厚さは30mm弱。本体の中にAC部分(電源変換回路)は内蔵されているものの、かなりコンパクトな印象です。
140W以上の充電器でここまでコンパクトなサイズはあまり目にしたことがありません。

コンセント部分は収納できるので便利です。

本体は、無機質ではなく、おしゃれな凹凸が目立ちます。

ポートはこんな感じ。一番上がUSB-Aポート、真ん中がUSB-Cポート(USB-C2)、そして、一番下が最も電力が強いUSB-Cポート(USB-C1)となっています。
USBケーブルはこんな感じ。

240Wの電力供給が可能な上、データ転送は40Gbps、画像転送は8K対応でかなり高性能です。
その分、ケーブルはやや太め。長さは1メートルですが、実際はもっと短く感じます。
USB-Cケーブルを接続して充電を開始すると、ブルーのランプが点灯します。
ケーブルに隠れて見にくいのが難点ですが、通電しているかどうかを確認可能です。

大容量の充電器によっては、重量がありすぎて、壁コンセントから外れてしまうものもあるようです。
アドテックAPD-A140AC2-wC24の重量は300g弱。
少々重い印象ですが、壁コンセントに接続しても、垂れ下がることなく、安定して接続できています。

上下反転させて差し込んだ方がより安定して利用可能です。
アドテックAPD-A140AC2-wC24の特長
それでは、ここからはアドテックAPD-A140AC2-wC24の特長についてまとめてみます。
最大140Wの高出力(PD3.1対応)

MacBook ProやゲーミングノートPCも充電可能です。
マルチプラグケーブルを別途購入することで、純正のACアダプターと同等の充電が可能となります。
また、100WまでならUSB-Cケーブルでノートパソコンへの充電も可能になります。
ただし、消費電力140Wのノートパソコンの場合は注意が必要です(後述します)。
GaN(窒化ガリウム)採用で小型軽量

GaN技術とは、高効率で発熱を抑えながらコンパクト設計を実現できる効果があります。
GaN(Gallium Nitride、窒化ガリウム) とは、高性能な半導体材料 のことです。特に 電源や充電器の分野で活用 されており、従来の シリコン(Si) を使った半導体よりも 高効率・高耐久・小型化 できるのが特徴です。
GaN技術により高出力でもサイズが小さくなり、持ち運びやすいのが特徴です。
価格が比較的安い
最大140Wの充電器は通常安くても5000円程度、高いもので1万円程度するものがあります。
私の場合は、Amazonのセールを活用して6500円で購入。しかも、2000円程度のUSB-Cケーブル付属なのでかなりコスパがいいと言えます。
この手の充電器は検索すると今回紹介する商品よりも安い商品がヒットします。
ただ、あなたの大切なスマホやノートパソコンの不具合に影響がある充電器、信頼性やサポート面なども考慮して製品を選びたいところです。
3ポート搭載(USB-C×2、USB-A×1)

ノートPC・スマホ・タブレットなど3台同時に充電できます。単ポート最大140W、複数使用時の出力配分も効率的です。
ただし、複数台のデバイスを充電する場合は、ひとつひとつの電力が減ることになりますので要注意です(後述)。
PD3.1 & QC対応で幅広い機器に最適
Power Delivery(PD)3.1対応で、スマホやタブレット、ノートPC、ゲーム機(Nintendo Switchなど)にも対応しています。
Power Delivery(PD)3.1は USB-Cを使ったノートPCや高出力デバイスの急速充電に最適な最新バージョンで、最大240W(48V/5A)の電力供給が可能になったのが最大の特長です。従来のPD 3.0よりもさらにパワフルかつ安全に電力を供給してくれます。
また、Quick Charge(QC)規格対応でなので非PD対応のデバイスも急速充電可能です。
サポートもしっかり対応
実は私が購入した製品は初期不良で、スマホを接続しても全く反応がありませんでした。
オンラインショップに連絡したところ、商品返送後、5日程度で新品が手元に届きました。

アドテックは日本国内の企業で、サポートをしっかりと対応してくれるのでとても安心です。
アドテックAPD-A140AC2-wC24の注意点
高出力でコンパクトさがメリットのアドテックAPD-A140AC2-wC24。ただし、いくつか注意すべき点があります。
あなたの使い道とあっているか、事前に確認してください。
USB-Cケーブルの場合Windowsノートは規格が合わない

もしも、アドテックAPD-A140AC2-wC24を使って、Windowsの140WノートPCを充電しようと思ったら、マルチプラグケーブルを購入する必要があります。
USB-C1で充電しようとしても電流は5Aのみに対応のため、100Wしか電源供給できないのです。
なお、私が試してみたところ、100W給電でも135WのノートPCを充電することができました。

この辺り、あまり詳しい説明がありません。パソコンの消費電力と比較して買うかどうか判断する必要があります。
複数台充電するときに制約がある
最大140Wが上限であるため、複数ポートで充電した場合は、充電できる電力に制限がかかります。
- C1+C2利用時:100W+30W または 65W+65W
- C1+A利用時:100W+30W
- C2+A利用時:65W+30W
- C1+C2+A利用時:65W+45W+30W
ポートの使用状況によって上限が異なりますので注意が必要です。
最後に

ということで、今日はアドテックAPD-A140AC2-wC24のレビューでした。
普通の充電器に比べれば高価ですが、ノートパソコンも充電できますし、スマホやタブレットの急速充電などにとても重宝しています。
おひとつ持っておくとかなり便利だと思いますよ。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物に役立つと嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!