今日は、楽天モバイル と格安SIMのIIJ-mioを使って激安スマホを作ってみたいと思います。
世間では、データ通信20GBで月額2,780円とかかなり安いスマホプランが提供されるようになりました。
でもね、月20GBもデータ通信を使わない人って結構多いと思うんです。
それよりもデータ通信はいらないから毎月のスマホ代金をもっと安くしたいと思う人は多いはず。
以前の記事でも、データ通信上限10GBで、通話し放題のスマホを月額1000円以下で利用できる方法をご紹介しました。
いやいや、月10GBだって多すぎるのよ。
また、古くは2017年、モトローラのスマホにドコモのガラケープランのSIMとデータ通信のSIMを使って30分通話付き、データ通信3GBで月額700円みたいなスマホも作っていました。
ということで、これらの経験を踏まえ、さらにその上を行く激安スマホ(2022年最新版)を作りたいと思います。
月額500円以下のスマホの作り方
- スマホはe-SIM利用可能なDSDVスマホ
- 通話は楽天モバイルを使う
- データ通信はIIJ-mioのe-SIMを使う
- 3GBプラン+通話し放題で月額440円で済む
で、実際に使ってみた感想なんですけど、どうやら普通に使えるそうで、ライトユーザなら必要十分な使い勝手なんだそうです。
そんな激安SIMの作り方についてご紹介していきましょう。
そもそもなぜこんなに安くなるのか?
そもそもの話として、なんでこんなにスマホ代を安くできるのか?
それは、SIMカードを2枚させる端末を使うことで、通話代がかからないスマホ会社とデータ通信が安くすむデータ通信サービスを利用することが可能になります。
つまり美味しいだけいただいちゃう、というものです。
通話は楽天モバイルを使います。
楽天モバイルは、楽天linkというアプリを経由して通話すると、通話代金が無料というサービス(Rakuten UN-LIMIT VI)を展開しています。
データ通信はIIJ-mioのe-SIMを使うこととします。
これはe-SIMを展開する格安SIMの中でも一番コストがかからないからです。
しかも現在キャンペーン中、データ通信3GBで440円しかかかりません。
この2枚を組み合わせることで…
- 通話はかけ放題
- データ通信3GB
- 月額たった440円
こんなスマホが出来上がる、というわけです。
他の格安SIMよりどれぐらい安いの?
スマホ代は昔に比べたらかなり安くなりました。それでも…
通話し放題データ3GBで月額440円
そんなプランは見たことがありません。
格安SIMの中でも安いプランを例示してみます。
格安SIM | データ通信 | 音声通話付き |
IIJ-mio | 2GB | 858円 |
NUROモバイル | 3GB | 792円 |
HISモバイル | 3GB | 790円 |
OCNモバイルワン | 500MB | 550円 |
LINEMO | 3GB | 990円 |
どうでしょうか、できるだけ安い格安SIMと比較してみましたが、それでも今回ご紹介する楽天モバイル+IIJのe-SIMより安いプランはないです。
しかも、上記金額は通話料金を含めていない金額です。
利用目的が着信専用ではない場合なら、今回ご紹介する激安スマホとの金額の差が大きいことがお判りいただけると思います。
そもそもe-SIMってなんだ?
そもそもe-SIMってなんなのよ。
そう、e-SIMって聞きなれない方も多いはず。
e-SIMとは
- スマホ内にSIMが内蔵されている本体一体型のSIMのこと
- SIMカードを刺さなくてもデータ通信が使える
- e-SIM対応の通信事業者は一部に限られている
スマホの中にすでにSIMカードが入っていて、そこに設定を加えてあげるだけでデータ通信ができる、そんなイメージでよいと思います。
e-SIMを申し込むとアクティベーションコードというものが発行され、これを入力してあげることが利用が可能になるのです。
設定自体はとても簡単だし、すぐに申し込んで使えるのがいいよね。
普通のスマホの場合は、SIMカードが自宅に送られるまでに数日間かかりますからね、それに比べたらすぐに使えるe-SIMは超便利です。
e-SIM対応スマホはとても限られている
しかし、e-SIMに対応しているスマホや通信事業者は限定されているのが実情です。
e-SIM対応スマホ
- iPhone X以降
- アクオスシリーズの一部
- グーグルのスマホPixelシリーズ
- Motorola、Xiamiなどの格安スマホ
e-SIM対応通信事業者
- IIJ-mio
- UQモバイル
- 楽天モバイル
- LINEMO
- BIC SIM
- au povo
- DOCOMO ahamo
- Y!モバイル
など
我が家はヨメちゃんが使っているAQUOS SENCE4 LITE はe-SIM対応でかつDSDV対応。
SIM2枚活用で激安スマホを自作できる環境は整っているのです。
なお、AQUOS SENCE LITEのレビューはこちらをご覧ください。
IIJ-mioの申込方法
今回、利用するのはIIJ-mioのギガプランです。データ通信速度は若干遅めも、とにかくコスパに優れた老舗の格安SIM業者です。
通話は楽天モバイルで行うのでIIJ-mioはデータプランを申し込むことになります。
IIJ-mioのe-SIMの申込方法は簡単です。
IIJ-mioの画面を開いてあとは指示に沿って入力するだけで、特別な技術や知識もいりません。
少し迷うのは、申込み手続きが一通り終わった後の作業。
少しだけタイムラグがあって、e-SIM申込先のリンクが張られた電子メールが届きます。
そこに貼られているアクティベーションコードのリンクをクリックし、あとは指示に従って設定を進めるだけです。
e-SIM設定の注意点
e-SIMのスマホ注意点をあげると以下のとおりです。
手順書通りに設定する
e-SIMは、指定された手順通りに設定しないと通話ができないなどの不具合が生じる場合があるとのこと。
なので、手順をしっかり把握して、指定された通りの設定を行いましょう。
e-SIMの設定方法
- QRコードをパソコンなどで表示
- 設定画面からネットワークの追加の設定
- QRコードをスマホで読み取る
- APNの設定を行う
だいたいの流れはこんな感じです。
設定方法はIIJ-mioホームページe-SIMの設定方法をご覧ください。
通話・通信の設定を忘れない
ここまでの手順は一般的なe-SIMの設定方法ですが、私たちはSIMを2枚使い分けることでコストを下げることが目的です。
ですので…
という設定を加える必要があります。
このような設定を行わないと、スマホ代は安くなるどころか、今までよりも高くなる場合があります。最後までしっかり設定もれのないように注意しましょう。
設定後の通信状態は?
IIJ-mioの設定が終わると、スマホ上部の画面にアンテナが2本たち、IIJと表示されます。
見慣れないだけに結構感動ものです。
それではさっそく通信速度を図ってみましょう。
一番下の測定(18時20分)は楽天モバイルの通信速度になります。
IIJ-mioもアップロードでは大差で負けていますが、肝心のダウンロードは楽天モバイルに劣らない通信速度になっていることが分かります。
e-SIMの利用上の注意点
利用に不具合があることも
例えばIIJ-mioの場合、eSIM利用時に緊急機関(110/118/119)への発信ができない場合などの不具合がありました(今は復旧)。
また、UQモバイルの場合は、eSIMプロファイルを誤って削除した場合は、my UQ mobileでのお手続きができず、店舗に足を運ぶことになります。
今後もなんらかの理由で利用が制約される可能性は念頭に入れておきましょう。
初月のデータ通信量は日割り計算
IIJ-mioの場合、データ通信は初月申込日で按分されるようです。
私は最初からフルで使えると思っていたんですけどね、ちょっと残念です。
初期費用にお金がかかる
初月は毎月の利用料金1,000円に加え、初期費用などを合計し、2,750円を支払うことになります。
それでも初期費用割引1,500円のキャンペーン実施中なので早めの申込みが吉です(2022年3発31日まで)
IIJ-mioでe-SIMを申し込んでみる最後に
ということで今日は、楽天モバイルとIIJ-mioの2枚挿しでスマホ代を劇的に安くなる方法についてまとめてみました。
とりあえず、うちの奥さんに1週間使い続けてもらっているのですが、今のところ順調で普段使いには問題がないとのことです。
申込みや設定も手順通りにやるだけで普通に終えられるので、興味のある人は申し込んでみるのをお勧めします。
楽天モバイルならスマホの料金が超お得!IIJ-mioでe-SIMを申し込んでみる
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物のお役に立てると嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!