今日はマイナンバーカードの機能がスマホに一体化されることについてまとめます。
そもそもマイナンバーカードって使う機会がないよね。
私も以前マイナポイントのキャンペーンに釣られてマイナンバーカードを取得しましたが、出番があったのは数えるほど。。。
使う頻度が少ないからこそ助かるってことがあるんじゃない?
過去、マイナンバーカードを使ったのは、昨年マイカーを購入するときにディーラーに印鑑証明書の提出を求められたとき。
あとは毎年恒例の確定申告。そんなところでしょうか。
それでも、スマホにマイナンバーカードの機能が付与されれば、カードを持ち歩く必要がなくなります。
そんなスマホにマイナンバーカードの機能を付与されることがそんなに便利になるのか?ワタシなりに調べてみました。
スマホへのマイナンバーカード機能の搭載とは?
そもそも、スマホにマイナンバーカードの機能を搭載するとはどういう意味なのでしょうか?
インプレスウオッチの記事のポイントだけをまとめますと…
- オンラインによる高度な本人確認が可能なマイナンバーカードの機能(公的個人認証サービス)をスマホに搭載
- 毎回カードをかざすことなく、スマホのみで手続などを可能とする
- マイナンバーカードの利用シーン拡大に向けた取組や民間における利用ニーズにも対応可能とする。
うん、ちょっと何言ってるか分からないわ。
ではもう少し詳しく見て行きましょう!
ネット上で本人確認を行う機能が実装
Amazonや楽天市場などネット上で商品購入できるのと同じように、役所の手続きもネットで実現していこうという動きがあります。
そのとき問題になるのが本人確認です。
本人確認とはあなたがあなたであることを証明することです。店舗や対面式なら、所持する運転免許証や健康保険などの身元確認書類を見せるだけで済みます。
でも、ネットの世界では難しいですよね。
身分証明書原本を郵送するわけにも行きませんし、コピーの提出では偽造される可能性だってあります。
そんなとき活用するのがマイナンバーカードに搭載されている認証機能です。
本人認証の二つの機能
本人認証機能としてよく使われる機能は2種類。
- 利用者証明用電子証明書
- 署名用電子証明書
利用者証明用電子証明書は4桁のパスワードで、あなたがあなたであることを認証するための機能です。
署名用電子証明書とはあなたが入力・提出した証明となる、いわば印鑑のようなものです。
なんかとっつきにくい名前ね。。。
この二つの機能を使ってどんなことができるか、ざっくり説明してみましょう。
マイナンバーカードの機能
証明書の取得
マイナンバーカードの認証機能を使うことでコンビニで証明書が取れます。
- 住民票の写し
- 印鑑証明書
- 戸籍謄本
- 所得証明
こんなもん、全然必要とする機会ないし
なので、全然便利じゃないし、という人もいるんですけど、普段取る機会がないからこそ、いざ必要となったときに便利に感じるわけです。例えば、
- 自動車を購入するときに提出する印鑑証明書
- 就職するときの住民票の写し
などなど。
もしも、これを役所で取りに行くとすると、平日会社を休みを取らなければいけないし、長時間待たされたりするわけです。
でも、マイナンバーカードがあると、役所の閉まっている時間でも、近所のコンビニで証明書が取れるので、結構便利なんですよね。
役所で取るより少し値段が安くなったりするのよね。
そう、自治体にもよりますが、コンビニで取る方が50円から100円値段が安かったりするわけです。
e-TAXで確定申告できる
e-TAXはインターネットで確定申告するためのシステムです。
e-TAXで申告することで、激込みな税務署に行く必要もありませんし、添付書類が簡略化できるなどのメリットもあります。
また、マイナポータル、e-私書箱と連携すると、これまで手入力する必要があった項目を電子データで提供してくれるのです。
- ふるさと納税
- 生命保険
- 地震保険
- 株式取引履歴
でも、e-私書箱と連携することでふるさと納税の寄付履歴をデータで取得することができます。
このことで自治体名や寄附した期日など手入力する必要があったものがe-TAXにファイルを取り込むことで入力が不要になるのです。
ワタシも実際にやってみましたけど結構便利でしたね。
ぜひチャレンジしてみて欲しいです。
多機能カードになる
マイナンバーカードを色々なカードを兼用させようという流れがあります。
- 健康保険証
- 運転免許証
健康保険証なんかは診察料が値上げされるということで炎上気味ですけど、お薬手帳と兼用されたり、診察データを確定申告時にダウンロードできるなどの機能があれば、結構便利だと思うんですけどね。
運転免許証は2024年末に実施予定ということで運転免許証を持たずに済むのも何気に便利です。
スマホのマイナンバー化のデメリットや心配な点
このマイナンバーカード、今さらカードで認証は時代遅れ、というごもっともな意見があります。
確かに、いちいちマイナンバーカードを持ち歩くのは面倒。それならスマホに搭載してしまえ、というのはもっとも流れです。
しかし、私が感じる懸念点は、ICチップに先ほど紹介した証明書関係のデータを誰が書き込む作業をするのか、という点です。
スマホのMNPをしょっちゅうやっている人はそのたびにSIMカード内の情報を移行してあげなければいけません。
それが3大キャリアの窓口でしかできない、とか、役所まで足を運ばなければいけない、とか、便利そうで全然使えないようなサービス低下はやめてもらいたいところです。
最後に
ということで今日は、スマホとマイナンバーカードの機能が一体化した記事に関する感想をまとめてみました。
マイナンバーカードをもつと個人情報とか抜き取られるとか、いろんなことを言う人も多いですが、私自身はもっともっと世の中がデジタル化されて、より便利になってくれると嬉しいなと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物のお役に立てると嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!