今日は、初心者向けでも自宅を自動化できるIoT機器をご紹介します。
自動化には興味があるけど難しそう…
ホントに便利なのかしら?ちょっと不安よね…
こんな方々に向けた記事です。
IoT(Internet of Things)とはインターネットに接続する「モノ」のことを言います。
今やIoT技術を標準装備した家電は当たり前です。
特に最近になって…
- 技術向上による性能アップ
- 小型化そして省エネ化
- 設定やメンテなどの作業軽減
技術革新の進化によってホントに使いやすくなりました。
こうした便利なIoT機器はこれからもどんどん増えていくでしょう。
そして私たち40代としては、年齢を重ねてもデジタル化の波に乗り遅れないようにしなければなりません。
とはいえ、これまでIoT家電と無縁だった方々がいきなり使いこなそうとするのも無理な話ですよね。
ということで今日は初心者向けのIoT機器選びと題しまして、
初めてでも簡単に導入出来て、かつとても便利なIoT家電をご紹介します。
- 初心者でも導入できる機器紹介
- 導入時の注意点や難易度を整理
- おススメIoT機器や商品比較も
今回ご紹介するIoT機器は実際に自分が使用した感想に基づくものです。中には5,6年以上前から使い続けた機器もあります。
みなさんのIoT機器選びの役に立てると嬉しいです。
それでは行ってみましょう!
自宅のIoT化とは
わが家にとってのIoT化
そもそも、スマートホームとか自宅のIoT化とはなんでしょうか。
あくまで私の考えですが、本ブログではこんなふうに考えています。
自宅のIoT化とは…
- インターネットやWiFiを経由して機器を操作できる
- スマホを使って操作できる
- 操作が自動化できる
- 上記1から3のいずれかを満たし、日常生活が劇的に便利になる
これらの設備を自分たちの手で作ってしまおう、というのが目的です。
最近の注文住宅だったら、こんな機能は自力で設定不要、オプションなどで標準装備することも可能です。
でも、これらを業者にお願いする場合は…
- 導入経費が高くなる
- トラブル時も業者頼みになる
- 模様替え等に柔軟に対応できない
こんなデメリットがあります。そして一番イタイのは、自分たちの力で作り込む楽しみも失われてしまうことです。
このブログを訪れてくれている皆様には、ぜひ自力でスマートホーム化する喜びや便利さを体感して欲しい…私はそう願う訳であります。
わが家のIoT対応はこんな感じ
以下の図は実際に我が家で構築したリビングルームのIoT化の対応状況を図にまとめたものです。
凡例
- スイッチボットボット
- スイッチボット温湿度計
- スイッチボット加湿器
- スイッチボットカーテン
- スイッチボット人感センサー
- スイッチボットハブミニ
- グーグルホーム
- エアコン
- 液晶テレビ・BDプレーヤ
リビング以外の玄関や脱衣所に置いてあるIoT機器は省略しています。
こう見ると我が家も結構IoT化されているのね。
正直、かなりの機器数で設定するのが結構ハードです。
ただ、やってみるととても楽しいんですよね。
特に思ったどおりの自動化できたときは感動ですし、もっともっと便利にしようという気持ちも沸いてくるのです。
本ブログではこうしたIoT機器の導入についてこれまで多くの記事を挙げてきました。
これからもIoT機器を導入する折にはブログで更新し続けるつもりです。
初心者にもお勧めなIoT機器
それでは、ここからは私が初心者の方にもおすすめしたいIoT機器をご紹介していきます。
スマートロック
スマートホーム化でまずお勧めなのはスマートロックです。
スマートロックとは…
既存の錠をなんらかの手法により電気通信可能な状態とし、スマートフォン等の機器を用いて開閉・管理を行う機器およびシステムの総称
wikipediaより引用
ま、簡単に言うと、スマホなどの機器によって開け閉めできる鍵のことを言います。
家の鍵をインターネットにつなげて大丈夫なの?
はい、全然大丈夫です。
私もスマートロックは2016年から使用し続けていますが、大きなトラブルは一度もありません。
一度だけ外出後に電池がなくなって家の中に入れなくなったけどね。
私のお勧めはセサミ4というスマートロックです。
スマートロックのメリットはたくさんあります。
スマートロックのメリット
- 物理キーを持つ必要がない
- 小学生でも操作できるぐらい簡単。
- 外出先で鍵の開け閉めが可能
- 設定は簡単、設置工事も不要
- 特に最近は低価格化
物理キーを持たないメリットはとても大きいです。
物理キーを持たないメリット
- 朝忙しいときに鍵を探すことがない
- 鍵の紛失リスクがない
- 合鍵を作る必要がない
また、外出先から開け閉めできるメリットもあります。
実際に、我が子が鍵を失くしてしまったときなど、会社から自宅のカギを開けることができてとても助かったケースもあります。
また、取付工事も不要でスリーエムの両面テープで貼り付けるだけ。これが意外と頑丈に固定できます。
最近は値段も低価格化しています。
設定作業も旧世代のスマートロックはクセがありましたが、今はアプリの進化やブルートゥースの性能向上によってだいぶ簡単になりました。
まずは初心者にチャレンジしてほしいスマートホーム化です。
スイッチボット
利便性の高さで言うと、自宅のスマートホーム化を統合的に管理できるスイッチボットがおススメです。
スイッチボットハブミニという機器を購入することで、様々な自宅の設備を自動化することができます。
スイッチボットによる自動化の例
- カーテンの開閉
- 人の動きなど条件にあわせた照明の点灯や消灯
- 室内温度に合わせた家電のON/OFF
- スマートスピーカーと連携した家電操作
- 加湿器
- 掃除機
- スマートロック
- スマホで家電のリモコンを操作できる機能
- 物理スイッチの操作
とにかく機能が豊富なのがメリットです。
一例として分かりやすい使い方をご紹介しましょう。
自動化しやすくて特に便利だった機能
- 一定の室内温度になったらエアコンをオン(オフ)にする
- 廊下を通ったらリビングの照明をオン(オフ)にする
- 一定時間経過したらテレビを自動オフする機能
スイッチボットのメリットは、IoTに対応していない家電も、スイッチボットの機能を使って自動化できてしまう点です。
最近はインターネットに接続できる家電も増えてきましたよね。
でも、家電メーカーごとに違うアプリを使いこなすのも大変です。
スイッチボットに統一することで、アプリも統合できてスマホ操作が楽になるメリットもあります。
我がブログでは、スイッチボットに関する商品をたくさん購入してきました。
詳しくはこちらの記事にまとめていますので、気になるスイッチボットから参考にしてみてください。
ただし、これだけ色々購入して気が付いたことがあります。
スイッチボット活用で注意する点
- 生活様式にあった設定を行う必要がある
- 活用方法のイメージができてから購入するべき
- スイッチボットをフル活用できる知識が必要
機能が豊富なのはいいことなのですが、重要なのは生活する我々が使いこなさいと意味がないこと。
特にファミリー世帯の場合は自動化の条件設定って結構難しいんですよね。
あと、単に人感センサーを使って照明をオンオフしたいだけなら、スイッチボットでは割高になります。
例えば人感センサー機能付きのLEDライトを買ったほうが安く済みます。
他にも自分のスマホを家電のリモコン化したいならNature REMOという機器もあります。
まずはお試しでスモールスタートして、少しづつ自宅のスマート化を拡張していくと良いと思います。
ミニスマートプラグ
ミニスマートプラグはスマートホンでオンオフできるコンセント用プラグです。
これが意外と便利です。
- リモコン機能がない家電もスマホでオンオフできる
- 音声アシスタントとも連携
- タイマー機能あり
- 条件設定でオンオフできる
我が家で購入したのはTP-LINK HS105というスマートプラグです。
アプリもとても使いやすいですし、価格も1000円程度。まずは1個買って試してみることをお勧めします。
私の場合は、使用頻度が低いスマホの充電を自動化するためにマクロロイドというアプリと併用しています。
MacroDroid – デバイス自動化
ArloSoft無料posted withアプリーチ
他にもIFTTT(イフト)などのアプリとも連携させて色々なことができそうです。
IFTTT自動化とワークフロー
IFTTT無料posted withアプリーチ
こうしたアプリの活用はちょっと中上級者向けとなりますが、慣れてきたらチャレンジする価値はあると思います。
室内監視カメラ
監視カメラと聞くと少々導入にハードルが高いイメージがあります。
でも、最近は値段がとても安くなってきましたし、スマホで管理できるなどのメリットも大きいです。
防犯対策で監視カメラを取り付ける人も多いと思いますが、もっと身近な部分で活用することができます。
活用方法の例
- となりの部屋にいる赤ちゃんの監視
- 職場から自宅ペットの様子を確認
- 自宅から遠く離れた両親の安否確認
私の活用方法としては遠方の実家に監視カメラを置いて高齢の両親の安否確認をしています。
スマホからの操作が可能ですし、インターネット越しでも画質はよいのでとても使いやすいです(結果、自宅用に1個追加購入)
我が家ではTAPO-C200という機器を活用しています。
こちらの機器は上下114℃、360℃回転可能であることがメリットです。
しかも値段も安いでとてもおススメですね。詳しいレビューや設定方法はこちらの記事に書いています。
ご自宅にひとつあって損しないIoT機器と言ってよいと思います。
Nature REMO
Nature REMOはたくさんある家電のリモコンをスマホに統合するための機器です。
室内には家電の数だけリモコンがあります。
そのため、室内がリモコンで溢れたり、子どもがどこかに隠したり失くしたり、壊したりすることがあります。
Nature REMOがあればそんなリスクとはおさらばできるわけです。
Nature REMOの効果
- 家電をスマホで操作できる
- たくさんのリモコンをひとつのスマホに集約できる
- インターネット経由で屋外から操作可能
- WiFi経由でリモコンが届かない場所から操作可能
Nature REMOは2018年に我が家に導入。以降、ずっと使い続けています。
なお、先ほどご紹介したスイッチボットハブミニにも同じリモコン機能がついています。
どちらを買うか、まあ、どちらでも良いと思いますが、家電操作に限定するならNature REMOのほうがおススメかなと思います。
最後に
ということで今日は、我が家をスマートホーム化するためのIoT機器を5つ選んでみました。
初心者にもお勧めなIoT機器5選
- スマートロック
- スイッチボット
- スマートプラグ
- 監視カメラ
- Nature REMO
こうした機器は、Amazonタイムセールや楽天お買い物マラソンなどでさらに安く購入できる場合があります。
価格動向をチェックしながらご自宅のIoT化を進めてみてはいかがでしょうか。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物のお役に立てると嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!