今日はセサミ4(スマートロック)の使える機能、使えない機能についてまとめてみることにします。
前回の記事では、スマートロックの機能やメリットなど大いに語りましたね。
確かに便利かもしれないけどさー、
どれほどのものだかは使ってみないとわからないよねー
私は2018年から約3年以上に渡りスマートロックを使い続けてきました。
そんな私がスマートロックってこんなに便利なんだよってことを具体例でお示ししたいと思います。
また、使いにくい機能や失敗例などもあわせてまとめることにしたいと思います。
なお、初代セサミスマートロックの記事はこちらにまとめています。詳しいレビューが知りたい方はこちらをどうぞ。
最近購入したセサミ4というスマートロックです。3年ぶりに買い替えましたがここまで性能が向上しているとは思いませんでした。
詳しくはこちらに。
WiFiモジュールの購入は必須
まず、セサミ4を便利に使うためにはインターネットを経由して外出先から操作できるWiFiモジュールの購入が必須となります。まずはそのあたりの理由からまとめてみましょう。
WiFiモジュールを購入する意義
例えばセサミ4の場合、本体だけでは玄関周辺などブルートゥースが接続できる狭い範囲でしか利用できません。
もちろん、これでも便利なんですけど、外出先など遠隔からインターネット回線を経由してセサミを操作できるほうが格段に便利に使えます。
料金は2,980円(税別)です。
もともと金額は1,980円でしたが、半導体の高騰で価格が上昇してしまったそうです。
正直、買うだけのメリットは大きいので、値段が高くなっても絶対に買いましょう。
WiFiモジュール不評の理由
セサミのWiFiモジュール販売サイトを見てみますと、106個のレビューのうち、☆1しか評価していない人は18もいます。
ただ、理由を見てみると…
「本体は買えたけど、WiFiモジュールが買えないってどういうこと?」
「WiFiモジュール、いつになったら買える?納期を勝手に変更するな」
「すぐに売れ切れてしまうので買えない。争奪戦に参加する時間もないので」
…要はWiFiモジュールが好評すぎて欲しいのに手に入らない…そんな苦情ばかりなんです。
機能面で評価を落としている書き込みはほとんどなく、苦情の分だけ欲しい人がたくさんいる、ということの証しだったのです。
スマートロックの便利機能
では、こうしたWiFiモジュールも購入した上で、スマートロックを便利に使う機能をご紹介しましょう。
職場から自宅のカギの開け閉め
スマートロックを使っていて一番助かったのは、職場から自宅の開け閉めをできる機能です。
例えば実際にあったケースはこんな感じです。
ケース1
- 平日の朝、家族全員で一緒に出る。
- 小学校から帰った子どもが家のカギとスマホを忘れる
- 小学校の先生から連絡あり。
お子さんが家に鍵を忘れたって困って小学校に待機してるんです。どうしましょうか。
普通であれば、職場を早退するなりして帰宅する必要があります。でも、スマートロックがあれば大丈夫。
職場から家のカギを開けられるので、そのまま家に帰るように伝えてください。
これで一発解決。
これから小学校に入学したり、低学年のお子さんがいる家庭は鍵の扱いには何かとトラブルがつきもの。
そんなときにスマートロックが役に立ちます。
ケース2
- 塾に通い出した長女から連絡
- 鍵穴に鍵を入れても回らない
- カギがかからないけどどうしようという相談
戸建ても10年ほど住むといろんなガタが来ます。
自宅の家もそのひとつ。
急に家のカギがかからなくなるトラブルです。
今回のトラブルは鍵の穴に鍵が入るが、鍵を回すことができずに施錠できないというものでした。
塾に間に合わなくなるし、友達待たせてるし、開けっ放しでいくねー。ぷつっ(←一方的に電話を切る音)
ふつーであれば、おいおーい、ちょっと待てーとなるところですが、スマートロックがあれば安心。
今回のトラブルはサムターンは回るというものだったので職場からスマートロックで施錠して事なきを得ました。
なお、長年使うと鍵穴が回らなくなるトラブルが増えるそうです。
こんなときはパソコン用のエアダスターという商品を鍵穴にぶっこんでもらえれば解消します。
ケース3
- 保育園から呼び出しの電話。
- お子さんが急に熱が出た、迎えに来て欲しいと。
- 私は地方に出張中、奥さんはどうしても手が離せない仕事が。
たまたま、奥さんの義母が我が家の近所に来ていて、我々の代わりに迎えに行ってもらうことに。
保育園への迎えや夕方我々が帰る時間まで面倒見てくれるのは問題なし。
でも、たまたま近くにいただけで、以前渡した我が家のカギを持ちあわせていないようでした。
自宅の前についたら電話すればいいのね、わかったわ~
スマートロックがあれば、家に到着した段階で連絡をくれれば、出先から解錠することができます。
履歴を確認できる
スマートロックには、解錠・施錠の履歴をアプリ上で確認することができます。
ケース4
- 地方に住む父が我が家に遊びに来ることに
- 電車のトラブルで私の帰宅に遅れが発生
- 父は鍵を持っているので自宅に入室は可能
- ただ、久しぶりに家に来るのでちゃんと到着できたか心配
セサミ4の場合、手で解錠・施錠した履歴も確認することができます。
なので、わざわざ電話で到着できたか確認する必要もなく、アプリだけ見て「解錠」の履歴が表れれば無事に到着できたんだな、ということが分かります。
電話しても運転中や電車の車内などは連絡が付きにくいから安心だね。
我が家では簡易な監視カメラも導入。ダブルでホームセキュリティが確保できちゃいますね。
手ぶら解錠
手ぶら解錠は、自宅の家に近づくと勝手に鍵を開けてくれる機能です。
設定は簡単。
どのエリアに入ったら解錠するか、地図上で指定するだけです。
例えばこんなときにありがたく感じる機能です。
手ぶら解錠がありがたく感じる瞬間
- 保育園帰りで雨に濡れないようにお子さんを自宅に入れたいとき
- 自転車で買い物をして両手がふさがっているとき
- マイカーで帰宅したとき
こんなとき、すでに家のカギが自動解錠してくれるんです。超便利でしょう。
なお、手ぶら解錠についてこちらに詳しく紹介しています。参考にどうぞ
NFCタグ対応
NFC機能とは
最近のセサミで実現した機能です。これめっちゃ便利です。
NFCタグを読み込めるスマホをお持ちの方なら誰でも利用できます。
NFCタグをセサミアプリに登録します。
そして、鍵を開けたいときや閉めたいときにそのタグをスマホで読み込みます。
すると鍵が自動的に施錠・解錠してくれるのです。
この方法ですと、セサミアプリを起動する手間がなくなります。まるで、スマホがSuicaやPASMOになったような便利さです。
これまでのNFCタグの使い方
NFCタグはとても便利なツールです。
このことについては以前も記事にしています。
ただ、NFCタグを使ってもアプリを起動するまでしかできなかったんですよね。
セサミアプリにNFCタグを登録することで解錠・施錠までできるように進化したわけです。
なお、ここで使うNFCタグはセサミサイトで買う必要はありません。
Amazonで売っている安いもので十分です。私が使っているのはこちらの商品です。
スマホの機能と組み合わせてさらに便利に
NFCタグの機能はiPhoneとアンドロイドでは若干違います。
我が家の場合はAndroidスマホなので機能は若干落ちます。
SESAME4の場合、NFCの読み取りにはスリープ状態ではNFC読み取りは不可。ロック状態にすることが必要です。
私が使っているZenfone8はスマートキーという機能があります。
スマートキーとは電源ボタンをダブルクリックするとアプリが自動的に起動するというもの。
このスマートキーにセサミアプリを登録し、セサミアプリを起動→NFCタグ読み取り→解錠の流れがスムーズにできるようになりました。
設定画面から、スマートキー(2回押す)と起動するアプリを指定できます。
カスタマイズのところに「セサミ」を設定しています。
なお、Zenfone8の便利機能についてはこちらに詳しく載っています。
ウィジェット機能も便利
ウィジェット機能は常にセサミアプリを常駐させる機能です。
この機能を使うと、セサミアプリを起動することなく、
スマホ本体を下にスワイプするだけで鍵を施錠解錠ボタンが表示できます。
NFCタグを使わずに瞬時に操作をした場合はウィジェット機能を使うと良いでしょう。
ただ、アプリを常駐させる分、スマホのバッテリー消費が早くなる可能性もありますので注意が必要です。
スマートロックで使えない機能
ここまではセサミスマートロックを例に便利機能を中心にご紹介してきました。
一方でスマートロックに頼らないほうがいい機能もあります。
2018年からセサミスマートロックを使い続けた私でも、一度も使ったことがない機能があります。
そんな機能をご紹介しましょう。
オートロック機能
これは使うと危険です。
例えば、ゴミを出しにいくときとか、屋外にある物置に荷物を取りに行くとか、
ちょっとだけ外に出るときって結構あるじゃないですか。
オートロック機能を使った場合、そんなときもスマホを肌身離さずに持っていないといけません。
そうしないと自動的に玄関の鍵がロックされてしまい、締め出されてしまうからです。
特に一人暮らしの人は要注意ですね。
音声アシスタント機能
セサミ4を購入して音声アシスタント対応と聞いたので、GoogleHomeに設定してみました。
ただ、GoogleHomeの場合、謎の4桁のパスワードを求められ、結果、解錠することができないんですよね。
これって初代セサミも同じでした。
ひょっとしたらAmazonechoやSIRIだったら音声アシスタントで施錠解錠できるかもしれません。
GoogleHomeをお使いの家庭は音声アシスタントはあきらめたほうが良さそうです。
最後に
ということで今日は我が家で使っていた初代セサミ、最近購入したセサミ4を例にとりながらスマートロックの良い機能、使わないほうがよい機能についてまとめてみました。
結論から言うと、最近販売されたスマートロック、セサミ4は買いです。
セサミ4を使いこなすことで私たちの生活がより便利になり、そして、様々なトラブルから身を守ってくれる。それがスマートロックの魅力です。
ぜひみなさんも購入を検討してみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物のお役に立てると嬉しいです。
それでは楽しいスマート生活を!