今日はPixel 6aのレビューです!
今年の正月に我が家ではPixel6aを2台購入しました。
- ソフトバンクで一括1円で購入。
- auで実質1円+ビックポイント22,000ptゲット
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
今回購入したPixel 6aは2023年お正月限定特価。
お正月はもう終わってしまいましたが、諦めるのはまだ早い。今後も一括1円として家電量販店やショップで取り扱いを継続する可能性もあります。
特に3月はスマホセールやキャンペーンが盛大に行われる時期でもあります。
そんなときに…
Pixel 6aって安いけど性能ってどうなのかしら?
そう思う方もいると思います。そんな方のためにライトユーザの視点でPixel 6aを1か月使用した感想をまとてみたいと思います。
Pixel 6aの率直な感想
- ライトユーザならメインスマホとして使える!
- Google製としての安心感、信頼感あり!
- 一括1円、実質1円なら買って損なし!
私のメインスマホはZenfone8。このスマホも悪くないと思うのですが、実際の使用感はこのスマホを超えるほどの使い勝手の良さです。
Pixel 6aのスペック
では前置きはこのぐらいにしてさっそく内容を見て行きましょう。
外観は標準的なサイズ
項目 | スペック |
幅 | 71.8mm |
高さ | 152.2mm |
厚さ | 8.9mm |
重量 | 約178g |
Pixel 6aは同じPixelシリーズの中でも一番サイズが小さいモデルとなっています。
本体を保護するケースなどを取り付けるとさらに一回り大きくなるので、実際に手に持ってみるとやや大きいかな、という印象は否めません。
それでもPixelが欲しいという方にはPixelシリーズの中でも一番なコンパクトなPixel 6a一択でよいと思います。
性能面では必要十分
項目 | スペック |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
タイプ | OLED |
サイズ | 約6.1インチ |
最大表示色 | 約1,670万色 |
解像度 | 2,400×1,080 (FHD+) |
防水 | IPX7 |
防塵 | IP6X |
SIM | nano SIM/eSIM |
OS | Android 12 |
CPU | Google Tensor |
バッテリ容量は大き目で充電持ちはバッチリです。RAM/ROMともに標準的でライトユーザなら十分なレベルでしょう。
ディスプレイは美しい有機LED、解像度もFHD+なのは好感が持てます。
ただ、画面の滑らかさを測るリフレッシュレートは最大で60Hz。
オンラインゲームなどハードなスマホ利用をする人にとっては120Hz対応のハイスペックスマホに比べると評価は落ちるかもしれません(ゲームやらない人には関係ないですね)。
SIMフリーの端末では比較的珍しい防水防塵対応は嬉しいですね。
SIMはeSIMとのDual-SIM。個人的にはZenfone8のような物理SIM2枚挿しのDSDV端末が好きですが、ここにこだわるユーザはそんなに多くはないでしょう。
CPUはGoogle独自のTensor採用。他のスマホとの比較が難しいのですが、ネットで確認してみると、ハイミドルクラス(中の上ぐらい?)のレベルと言ってよさそう。
このように必要十分な性能を揃えている感じ。全体的にバランスが取れたスマホと評価できます。
バッテリー性能は良好
項目 | スペック |
バッテリー容量 | 4,410mAh |
バッテリー節電 | ○ |
ワイヤレス充電 | ― |
バッテリ容量は4,410mAhで大容量。私も毎日持ち歩いていますが、消費したバッテリは平均20%程度。
これからアプリを入れたり、使い込むことで消費量は増えると思いますが、現状のようなブラウザでネットニュースやTwitterなどのSNSを見る程度なら二日間ぐらい持つはずです。
カメラ性能は評判が高い
項目 | スペック |
メインカメラ 有効画素数 | 約1,220万画素 約1,200万画素 |
サブカメラ 有効画素数 | 約800万画素 |
オートフォーカス | ○ |
手ブレ補正機能 手ブレ軽減機能 | ○ |
静止画ズーム | 7倍 |
動画ズーム | 5倍 |
私の場合はカメラはブログに乗せる際にキレイに取れていれば十分なのであまりこだわりがありません。
それでも、ネットの情報では評判が高いようで、2022年に販売されたスマホランキングではPixel 6aが第1位だったと紹介するサイトもあります。
参考までにPixel6aとZenfone8のカメラを比較してみましょうか。
こちらはPixel6aで撮影。
こちらはZenfone8で撮影。
どちらも良く撮れてれていますが、Pixel6aのほうが若干色味が濃くてメリハリがある印象です。
次はポートレートモードです。どちらも設定変更なしのまま撮影しています。
背景のボカシがきちんと出ていて被写体を際立させてくれます。
背景にボカシはあるものの、Pixel6aほどではないですね。
Pixel6aはカメラ性能が良いという評判も良く分かります。
次は夜景の画像です。どちらも標準モードでの撮影です。
こちらはPixel6aです。照明がやや青白く写っているのが印象的です。
こちらはZenfone8です。
Pixel6aのほうが全体的に明るい仕上がりですが青白い照明などやや人工的な印象です。Zenfone8のほうが発色が自然で実態に近い仕上がりになっています。
その他付加機能も充実
項目 | スペック |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a /b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver.5.2 |
GPS | ○ |
おサイフケータイ | ○ |
NFC | ○ |
最新のスマホらしくWiFiはWiFi6に対応。我が家のインターネットはWimaxを使っていますが、ホームルータL11との接続も安定しています。
スピードテストで測定したところ、iEEE802acのGalaxyS9と比較してもWiFi速度はPixel6aのほうが断然速度が速いです。
また、おサイフケータイやNFC対応も嬉しいところ。電子マネー決済のほか、NFCタグ読み込みなど多彩な機能で活躍してくれるはずです。
移行のやりやすさも大きなメリット
そして、一番うれしかったのはPixel 6aにデータ移行する機能です。
使っていたAndroidスマホとPixel 6aをケーブルでつなぐだけで画像データやインストールされたアプリなどを簡単に引き継ぐことができるのです。
今までのようにGoogleドライブに一時保存…と言ったひと手間が不要になり、とても便利に感じます。
なお、このデータ移行は新しいPixel 6aの初期セットアップ時のみに行える機能なんだそうです。
Pixel 6aのここがイマイチ
本体のサイズはやや大きめ
Pixelシリーズの中では最もサイズは小さいモデルなのですが、私にとってはやや本体のサイズは大きめという印象です。
スマホ | サイズ(mm) |
Pixel 6a | 71.8×152.2×8.9 |
iPhone14 | 71.5×146,7×7.8 |
Zenfone8 | 68.5×148×8.9 |
私の場合は「片手で操作ができる」というのがスマホ選びに重要だと思っています。
Pixel 6aは片手での操作は難しいです。
また、スーツのズボンのポケットに入れるのもキツいサイズです。
まあ、この辺りは画面サイズとバッテリ容量との兼ね合いもありますから痛しかゆしといったところでしょうか。
この辺りの感覚はコンパクトなスマホ好きである私個人の意見です。購入する際には家電量販店で実機に触れてみることをお勧めします。
WiFiが切れやすい
時々起きる現象なのですが、ちょいちょいWiFiが断続的に切断されることがあります。
普通にブラウザやアプリを使う分には支障がないのです。
ただ、Pixel6aからChromeキャストにキャストして動画を見ているときなど、いつの間にかデータ通信が起動し、キャストが自動切断される場合もあります。
原因は不明です。
オーディオウィザードがない
Pixel 6aはステレオ対応のデュアルスピーカー。アダプティブサウンドというAI機能で音響を聞き取りやすくクリアな音質にチューニングしてくれるとのこと。
確かにデュアルスピーカーのZenfone8と比較して音を鳴らしてみても音質面では大差はありません。
ただし、物足りないのはイヤホンで視聴するとき。
Zenfone8の場合は、オーディオウィザード機能という機能があり、イコライザーによって好みの音質に変更できます。
Pixel6aにはこの機能がないので設定値のまま視聴することになりますが、高音と低音がぼやけた感じになってしまりのない残念なサウンドになってしまいます。
この辺りは上位モデルとの差で仕方がないところかもしれません。
他の注意点として、Pixel 6aにはイヤホンジャックはありません。私はブルートゥースイヤホンを使っているので影響はありませんが、有線イヤホンを愛用している人はお気を付けを。
ボリューム・電源ボタンが逆
他のAndroidスマホと決定的な違いは、本体側面のボリュームボタン・電源ボタンの位置が逆という点です。
私のようにスマホをメイン・サブで使い分けている人間にとってはとても違和感があります。
スクショなどもちょっとコツがいりますね。。。
Googleとしてのオリジナリティを出したかったのでしょうか、頑張ってこちらが慣れるしかないと思います。
GPSの感度が微妙
以前使っていたGalaxy S8に比べるとGPSの感度が悪い印象です。
例えば、ファミリーリンクでは子どもの位置確認がGPSで可能なのですが、どうも感度が悪くて把握しきれないケースが多いです。
また、IFTTTというアプリを使って、自宅からお出かけしたらLINE通知を送るという設定を行っているのですが、
どうもLINE通知が遅れたり、送られてこないケースが多いです。
この前なんか朝10時ぐらいに家を出ましたって通知が来たし。
ちゃんと朝8時に小学校行っているってばーーーーー
これはGalaxyのときにはあまりなかったことです。GPSを活用する場合は要注意ですね。
Pixel 7との差別化がどうか
Pixel 6aにはないけどPixel 7にはある機能が結構あるんですよね。
項目 | Pixel 6a | Pixel 7 |
顔認証 | × | ○ |
ワイヤレス充電 | × | ○ |
他にもカメラの機能など違いはあるのですが、特に気になるのはこの2点。Pixel 6aとの差別化戦略もあるのかもしれませんが、ワイヤレス充電がないのではちょっと残念でした。
総評:実際の使用感は良好
ライトユーザ向けのモデル
ここまでPixel 6aの特長や物足りない部分をまとめてみました。
全体の評価としては、想像以上にとても使い勝手がいいです。
もともとサブ機で使おうと思っていたPixel 6a。
でもメインで使っているZenfone8よりも調子がよいので…
いっそうのことメインスマホにしちゃおうかと思っています。
操作感・安定感・充電の持ち…どれを取っても良好でとてもバランスの良いスマホで特にライトユーザにお勧めできるモデルです。
コスパがバツグン!一括なら買い
このスマホの本体価格はGoogleストアで42,800円。もともと5万円超のモデルですからかなり値引きされています。
中古ショップなのでも未使用品がさらに安く購入できます。
また、家電量販店のケータイショップでは通信回線契約を前提にPixel 6aを安く購入できる場合があります。
私もauとソフトバンクで回線契約と同時購入で本体価格1円でPixel 6aをゲットすることができました。
そんな美味しい話、世の中にあるんですか?と思う人もいるかもしれませんが、あるんですよね。
詳しい方法はこちらにまとめていますのでご覧ください。
ライトユーザの方で一括1円案件が出たら買いです。
Pixel 6aはSIMフリー
Pixel 6aはauやソフトバンクで売られていますが、中身は実はSIMフリー端末。
だからどこのキャリアで購入しても中身は一緒です。
Pixel 6aに他の格安SIMを挿せばキャリアの種類を選ばずに普通に使用することができます。
私もauで購入したPixel 6aにはLINEMOを挿して使っています。こうした自由度の高さもPixel 6aの魅力です。
スペックに表れない安定感
Pixel 6aの一番のメリットはGoogleのスマホという安定感・安心感です。
SIMフリースマホと言うとどうしても大陸系のスマホばかり。中身はハイスペックでも実際に使い勝手がどうか、サポートはどうかといった不安な部分もあります。
Pixel 6aはGmailやLINEのプッシュ通知など当たり前の機能が当たり前に使える安定感があります。
また、AndroidOSも5年間バージョンアップを保証。私が購入したPixel 6aもバージョンアップされてAndroid13になっています。
あなたにとってPixel 6aは本来のスマートフォンの役割をきっちり果たしてくれる良きパートナーになってくれるに違いありません。
最後に
ということで今日はPixel 6aを1週間使ってみた感想を中心にレビューしました。
スマホは次々に最新モデルが登場します。Pixel 6aはこれまでのPixel 6シリーズの無駄をそぎ落とし、美味しいところだけパッケージングしたスマホと言ってもよいでしょう。
・ライトユーザでスマホを買い替えたい人
・格安SIMを挿してスマホ代を節約したい人
・安心してスマホ利用したい人
こんな方々にお勧めできるPixel 6a、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
それでは楽しいデジタルライフを!