さて、今年から始まったAmazon Kindleで読めるおススメ電子書籍のご紹介です。
私は今年300冊読了する、という目標をたてています。
読書のメリット
- 読書で幅ひろい知識を習得できる
- 読書で思考を変えられる
- よって、読書で人生がすばらしくなる
定期的にアウトプットすることで、読書が私の行動や生活に深化していくことが狙いです。
また、実際に私が読んでこれはお勧めしたい!そう思った本を厳選してご紹介することでみなさんにも質の高い読書に貢献したい、そんな思いもあります。
おススメ電子書籍シリーズ概要
- 実際に私が読んだ電子書籍の記事をアップします
- 頻度は年6回(2,3か月に1回)程度
- 私がみなさんにおススメしたい良書に限定してご紹介
私はAmazon Kindle unlimitedも契約中です。300冊読むにはコスパに優れた欠かせないサブスクです。
なお、過去の記事(2022年1月から4月)はこちらをご覧ください。
評価の基準
今回の評価に当たって、私が評価する基準を設けました。具体的には以下のとおりとなります。
Kindleランキング(ビジネス)を中心に紹介
私にとって新しい知見や価値観、行動様式に影響を与えるような役に立つ良書かどうかを判定します。
特にサラリーマンでも役に立つビジネス書を中心に紹介します。
もちろん基準は私ですので、「そんなものは知っているよ」なんて思う人がいるかもしれませんがご勘弁を。
40代でもおすすめできるKindle本かどうか
良書に出会った時には、これまで感じたことがない爽快感とか「読んでよかった」「楽しかった」といった充実感に襲われることがあります。
読み終わったあとの充実感を評価します。もちろん、これも私の独断と偏見です。
読みやすさ
内容は良いだけではなく、表現や論法など分かりやすい表現かどうかも評価します。
Kindle度
持ち運びも楽で気軽に楽しめる電子書籍ですが、中には電子書籍化した結果、読みにくくなってしまった本も散見されます。
- イラスト
- グラフ
- 紙冊子のみの特典
電子書籍として楽しめるかどうかについても評価していきます。
電子書籍ランキング発表
それでは、2022年5月から6月で読了した電子書籍ランキングの発表です。
2022年5月から6月までの2か月間で19冊読了しました。
その中から私の中で評価が高い上位5冊をご紹介します。
第五位 ビビらない技法
内藤誼人著のビビらない技法は、ビビりやすい、気弱な性格に悩みを持っている人向けの本。
おお、まさにビビりなワタシ向けの本ですな。
この本では「他人から気弱である、ビビりやすいことをバレないように演技することが大事」という記載もあります。
ただ、読み進めていくうちに、演技をすることでなりたい自分になれるのではないかと思い始めました。
- マイナス思考を止める方法
- 物怖じしないための行動
- ビビりと思われない話し方
- 精神的、心理的に図太くなれる方法
それは、プラス思考だったり、自己承認だったり、自己暗示だったりします。その具体的な実践方法が書かれています。
ビビりを治すための方法(一例)
- 自分いじめをやめる
- 人の目を見て話せ
- お守りや赤色のものを身に着ける
- 高級ブランド品を1つ持て
- 歩く姿勢に気を付ける
- 日常生活にルーティンを持ち込む
などなど
そして、最後に書かれているのは、ビビりで気弱な性格は決して悪いことではない、という点。
人は簡単に変わることはできません。
そして、気弱な性格だからこそ、他人への優しさ、周囲への配慮などの人から好かれる面もあります。
変わることの重要性と自分自身をいたわる大切さのバランスが感じられ、読み手に勇気を与えてくれる一冊です。
評価
お役立ち度:★★★★☆
充実度:★★★★☆
読みやすさ:★★★★☆
kindle度:★★★★★
第四位 定年バカ
第四位は勢古浩爾(せここうじ)著の定年バカという本です。
世の中、退職後の第二の人生をより充実したものとするために、セミナーや書籍が世の中にあふれています。
このような風潮をけちょんけちょんに批判する本です。
まあ、考えに偏りはありますが、理解できる点は多いです。
よくあるのは退職後セミナーとかね、興味がないのに華道とか茶道をやっちゃったり。退職後は地域との交流が大事だとか、そんな風潮もありますね。
そんな風潮に騙されてはいけない、一日中テレビばかり見ててもいい、好きなことをやればいいんだ
…というのが筆者のスタイルです。
また、こうした流行に乗っかって高齢者からお金をふんだくる会社や評論家・著名人を非難するのです(実名入りで)。
ワタシも老後のことは少しずつ考えて、いろんなスキルを身に着けたい…そんな風に思っています。
それでも筆者の考え方は理解できますし、小気味いい言い回しは面白いの一言です。
要は…
- あなたは本当に何がしたいのか
- 一日ぼうっとテレビを見たり、公園のイスに座っている高齢者はだらしがないのか?
- それが好きならそれはそれでいいし、他人から評価を受けるものでもない
自分の人生を全うできるように、真に何がしたいのか、きちんと整理していきたいですね。
評価
お役立ち度:★★★★☆
充実度:★★★★☆
読みやすさ:★★★★★
kindle度:★★★★★
第三位 「学力」の経済学
第三位は、中室牧子著の「学力」の経済学です。
中室牧子氏は慶應大学の教授で、専門は教育経済学という分野。
教育経済学とは、データやエビデンスに基づき最適な教育方法を研究する分野です。
よくいわれる子どもの教育のあり方をぶった切る内容が爽快で気持ち良い。
例えば、子どもは褒めて育てると言われますが、実はあまり効果がないとか。
本を読む子は成績が良いというが、成績が良い子は読書好きなだけ、とか。
子育て本やテレビに出演する教育評論家とか、胡散臭いものもあるのも事実。
この本を読んでお子さんの教育のあり方について考えてみるのもいいかもしれませんね。
評価
お役立ち度:★★★★☆
充実度:★★★★★
読みやすさ:★★★★★
kindle度:★★★★★
第二位 LIFE SHIFT
LIFE SHIFTは少し前に買ったのですが、途中まで読んで放置しまっていてを改めて読み返してみました。
しかし、評判どおり良書ですね。
この本のポイントはこれからの世の中、人生のステップが変わると主張する点。
これまでは、就学→勤労→老後という3ステップだったが、これからはマルチステージの時代であるという点。
マルチステージとは
20歳前後で社会に出てからは会社勤め、フリーランス、学び直し、副業・兼業、起業、ボランティア…など、さまざまなステージを並行・移行しながら生涯現役であり続けるというモデル
KOKUYOホームページより引用
そこに老後という概念はなく、人生100年時代を生き抜くためには、好きなことを収入源に変える発想が不可欠なのだ、ということだ。
私たち40代の人間は上の世代を前提としたライフスタイルをイメージしているはず。でも、それでは生き抜けないということです。
これからの人生、楽しく生きていくためにはどうしたらいいのか、そんなヒントを与えてくれる一冊です。
評価
お役立ち度:★★★★★
充実度:★★★★★
読みやすさ:★★★★☆
kindle度:★★★★★
第一位 サイコロジーオブマネー
そして今回のナンバーワンは、サイコロジーオブマネー~一生お金に困らない「富」のマインドセットです。
世界的ベストセラーのこの本。評判どおりの素晴らしい内容で、各章で感動のため息が出てしまうほど内容の濃いです。
ぶっちゃけ、過去私が読んだ株本の中でベスト3に入ると言っていい良書です。
印象に残った点をピックアップしてみましょう。
・株式投資への肯定感は本人の生まれた時期や場所に大きく左右される。
・投資で成功するためには時間が必要である。バフェットが増やした845億ドルのうち815億円は60代半ば以降に増やしたもの
・投資で絶対に避けるべきは市場からの退場。有能であることは必要がない。半分以上失敗しても成功できる
・お金が人生にもたらす最大の価値は自由である。どんなに好きなことでも自分でコントロールしないと辛い。現代人は裕福になったが、幸福感を感じられないのは自由を失ったから。
・人は最善策ではなく腑に落ちる方法を選択する。数理的な考え方と理性的合理的な考え方は異なるのが常である。
・経済や株式市場は前例のない出来事が常に起こっている。数千分の1,数万分の1で起こるイベント(テールイベント)で世の中が激動しているのだ。
・資産運用に置いては自分が参加しているゲーム(投資の目的や方針)を紙に書出し、別のゲームをしている他人の言動に惑わされないことが重要である
この本の素晴らしいところは、翻訳本ながらとても読みやすい点です。
投資や経済に興味があるがある方はぜひ手にとってもらいたい一冊です。
評価
お役立ち度:★★★★★
充実度:★★★★★
読みやすさ:★★★★★
kindle度:★★★★★
最後に
2022年5月・6月に読了した本
- はっしゃん 決算書「3分速読」からの“10倍株”の探し方
- 澤田りよ 資産形成のプロが教える 投資で成功するための7つのルール
- おねんね ネット副業で自動収入を得るための教科書
- 園原新矢 お金を持ち続けられる人になるための「自分資産化計画」
- 坂本彰 60歳から10万円で始める「高配当株」投資術
- 秋山ジョー賢司 不安が覚悟に変わる 心を鍛える技術
- 箱田忠昭 すぐに役立つ交渉術
- 平木 典子 自分の気持ちをきちんと<伝える>技術
- 鈴木義之 理想の自分をつくる セルフトーク・マネジメント入門
- 小林 大樹 メンタルが弱いままでも月収100万円
- 高井 浩章 おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 しごとのわ
- MEANING MEANINGの中期投資術
- 五百田達成 超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける
- 中桐啓貴 日本一カンタンな「投資」と「お金」の本
今回はご紹介した5冊加えて計19冊を読了しました。ちょっとペースが落ちていますが、今回はなかなかボリューミーな本が集中したため。
一応、年間300冊を目標としいますが、印象に残った良書はこのブログでアウトプットしていきたいと思います。
Amazon Kindle unlimitedにはたくさんの本が読み放題。
まずはどんな本が読み放題なのか、チェックしてみることをお勧めします。
\Kindle unlimitedの詳細はこちら/
最後に
ということで今日は、Amazon Kindle unlimitedで読んだ良書5冊をご紹介しました。
読書はいいですよ、人生に彩(いろどり)を与えてくれます。
みなさんも場所を選ばずに、しかも読み放題でお得なAmazon Kindle unlimitedの加入も検討してみてはいかがでしょうか。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物のお役に立てると嬉しいです。