今日は、デジタルデトックスにチャレンジした感想をまとめます。
実は、我が家の長女が不眠症気味になってしまいまして、近所の先生に相談したところ、デジタルデトックスにチャレンジしてみてはどうか、とアドバイスをくれました。
思い返せば、私の最近少々睡眠不足気味。最近仕事の悩みも多くて寝つきも悪く、ついついベッドにあるスマホに夜な夜な手を伸ばしてしまいさらに目が覚めてしまう始末。
ああ、この悪循環を断ち切らなければ…
ということで家族全員でデジタルデトックスにチャレンジしてみよう!ということになったわけです。
皆さんの中にも、デジタルデトックスに関心がある方、チャレンジしたけどうまくいかなかった方、いろんな方がいらっしゃると思います。
そこで、今回我が家で実践したデジタルデトックスのやり方をご紹介していきます。
なお、睡眠不足解消法についてはこちらをご覧ください。
デジタルデトックスとは?
そもそもデジタルデトックスとは何でしょうか?
デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。
デジタルデトックスジャパンHPより引用
つまり、スマホやパソコンの利用時間をできるだけ抑えることから全てが始まります。
私も自宅に帰ってきたらすぐにパソコンを使いますしね。土日の日中もパソコンを開いている時間のほうが多いです。
アンデシュ・ハンセン著「スマホ脳」というベストセラーとなった本においては、スマホを使って馬鹿になっていく子供たちと評して以下のような記述もあります。
- 1時間の運動、9時間程度の睡眠、スマホ利用1時間以内を達成している子供はわずか5%以下
- 若年層の睡眠不足は急激に進行
- スマホは悪影響と知りながら使っている依存症状が見受けられる
大人だけではなく、子どもたちにとっても、デジタルデトックスが必要と言えるのです。
デジタルデトックスの効果はない?
では、デジタルデトックスの効果とはどのようなものなのでしょうか?
精神的なリフレッシュ
休憩を取ることで、ストレスや不安が軽減され、精神的な健康が向上します。また、デジタルデバイスから離れることで、心がリラックスし、リフレッシュされます。
集中力の向上
デバイスによる絶え間ない通知や中断が減るため、集中力が高まります。また、深く集中する時間を確保することで、作業効率が向上します。
睡眠の質の改善:
スクリーンから発せられるブルーライトが減少するため、睡眠の質が向上します。また、夜間にデバイスを使用しないことで、入眠がスムーズになり、深い睡眠を得やすくなります。
人間関係の強化
フェイストゥフェイスのコミュニケーションが増えるため、人間関係が深まります。また、デジタルデバイスを手放すことで、家族や友人との時間をより大切にすることができます。
身体的健康の向上
長時間のスクリーンタイムが減ることで、目の疲れや肩こり、姿勢の悪化が改善されます。
また、デジタルデトックスにより、運動やアウトドア活動に時間を割くことができ、身体的な健康が向上します。
デジタルデトックスで失敗しないためには
デジタルデトックスのメリットは理解できた。では、失敗しないためにはどうしたらよいでしょうか。
デジタルデトックスのメリットをよく理解する
まずはデジタルデトックスをなぜ行う必要があるのか、どんなメリットがあるのかをよく理解することから始めます。
メリットを理解することが続けることのモチベーションになります。
私は先ほどご紹介したスマホ脳などの書籍などを読んで勉強してみました。
具体的な目標を設定する
デジタルデトックスの目的や期待する効果を明確にすることです。
例えば、「夜の10時以降はスマートフォンを使わない」や「週末はSNSをチェックしない」など、具体的なルールを決めます。
ルールを決める際には家族全員で決めるほうがより実行力が増します。
段階的に取り組む
一度に全てのデバイスを手放すのではなく、少しずつデバイス使用時間を減らすなどの工夫を行います。
例えば、毎日1時間だけデバイスを使わない時間を作ることから始めるなど。無理せずまずはスタートを切ることが優先です。
代替活動を用意する
デバイスを使用しない時間に何をするかを考えましょう。
読書、運動、趣味の活動など、デバイスなしで楽しめるアクティビティを見つけるのも効果がありそうです。
デジタルデバイスの環境を整える:
通知をオフにする、使用頻度の高いアプリをアンインストールする、また、デバイスを視界から遠ざけるなど、誘惑を減らす工夫をしましょう。
寝室にはスマートフォンを持ち込まないとか、リビングにすべてのデバイスを置いてから就寝するなどのルールを作ることが大切です。
デジタルデトックスを成功するためのグッズやアプリ
デジタルデトックスの効果があることは分かった、でもなかなかうまくいかないんだよね…という方には、以下のアプリやツールを使用してみてはいかがでしょうか。
Googleファミリーリンク
お子さんのスマホを管理することができるGoogleアプリです。
Google ファミリー リンク
Google無料posted withアプリーチ
親御さんのスマホからお子さんのスマホ利用制限を簡単に行うことができます。とても機能が豊富なのがウリです。
Googleファミリーリンクの機能
- スマホ利用時間の制限
- アプリ単位で利用制限や利用時間の制限可能
- アプリインストールの許可制
- コンテンツの制限
などなど
料金はもちろん無料。詳しくはこちらをご覧ください。
スマートプラグ
パソコンやタブレット利用を制限するためには、インターネットそのものを利用できなくすることが一番簡単です。
スマートプラグのスケジュール機能を活用することで…
- 22時にインターネット切断
- 朝の5時にはインターネットを起動
のようなことを自動化することができます。
私が使用しているのは、TP-Link HS-105という商品です。最近はさらに値下がりして1000円程度で購入できる商品も出てきています。
スマートプラグは、スマホアプリを使って様々な設定が可能です。
スマートウオッチ
スマホのアラーム機能で起床している人は数多くいると思いますが、寝室にスマホを持ち込まないと場合は、目覚ましアラームをどうするのか、という課題が出てきます。
そこでお勧めなのはスマートウオッチです。
スマートウオッチの機能
- 目覚ましアラームの設定可能
- 睡眠の質も判定してくれる
- 眠気を誘うような音楽も流せる
我が家では、GarminのスマートウオッチFenix7Proを利用中です。詳しくはこちらをご覧ください。
アナログ的なアイテムも有力
アナログ時計
スマートフォンの代わりに時間を確認するためのアイテム。
これにより、時間を確認するためにスマートフォンを手に取る必要がなくなり、無駄なスクリーンタイムを減らせます。
紙の手帳やノート
デジタルカレンダーやメモアプリの代わりに使用。予定やタスクを紙に書くことで、スクリーンを見ずにスケジュール管理が可能になります。
また、寝る前に一日の振り返り日記などを書くのもいいかもしれません。
私は少々高めですが、こちらのノートを使っています。
本や雑誌
デジタルデバイスでの読書を避けるための代替手段。紙の本を読むことで、目を休めるとともに、集中力を高めることができます。
最後に
ということで今日は我が家で実践しているデジタルデトックスのやり方についてご紹介しました。
寝室にスマホを持ち込まないなど最初は抵抗もありましたが、慣れてくると意外となんとかなるものです。
ただし、2,3日実施しただけでは効果はありません。
生活習慣として身に着くまで、粘り強く取り組んでいきたいと思います!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物につながると嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!