今日はキッズスマホを自作する方法をまとめてみます。
なぜ、キッズスマホを自作するのか?
それはドコモやソフトバンクなどのキッズ携帯は値段が高くてバカらしいから。
でもですね、子どもある程度成長してくると…
・ひとりで塾に通い出したり…
・お友達のところに1人で遊びに行ったり…
・夏休みはひとりでお留守番したり…
何かと緊急連絡を取らなければいけない機会も増えてきます。
そこで、安いスマホを自分で作れないか?そう考えたわけです。
夏休みぐらいYouTubeを自由に見させろー
今日は実際にワタシが自作した格安キッズケータイをご紹介したいと思います。
- LINEもできる
- 普通の固定電話やケータイにも電話連絡できる
- こどもがどこにいるか位置情報を把握できる
- スマホのセキュリティもばっちり実装!
- これだけ多機能で料金は格安SIM代金のみ
実際に作ってもらってうちの子は満足しているみたいね。
そう、特別なスキルがなくてもこれだけのケータイを自作することができるんです。
どれだけの節約につながるかというと…
- キッズケータイ代金 月額1200円+通話料金
- 駅に到着したら親にメール通知が来るサービス 月額500円
- 子ども用のセキュリティソフト 月額500円~
月額2000円程度の節約につながるのです。
年間にするとなかなかの節約よね。
興味のある方はぜひ続きをお読みください!
キッズケータイの問題点
キッズケータイの問題点はいろいろありますがこんな感じ
- スマホ本体の機能がしょぼい
- 料金が割高
- 家族がドコモじゃなければ使えない
- 位置情報の機能など一部別途料金が必要
キッズケータイどれだけお金がかかるのか、まとめてみることにします。
- 基本料 月額500円
- ケータイ本体価格 486円(月賦)
- 位置情報取得サービス 月額200円(検索ごとに5円/回)
ということで月額あたり1200円弱かかってしまいます。そして問題なのが、保護者もドコモユーザでなければいけない点。
ドコモの割高な料金を払ってられるか、という感じですよね。
キッズケータイを自作する
では、こんな割高なキッズケータイにお世話にならないために、どうやってケータイを自作するのか。
簡単にまとめるとこんな感じです。
- データ通信は格安SIMのLINEモバイルを使う
- 電話はブラステルの050番号を使う
- 位置情報取得はGoogleファミリーリンクを活用する
- プッシュ通知はIFTTTを活用する
これでお金がかかるのはデータ通信の費用だけなのです。
SIMは格安SIMがおすすめ
まずスマホに挿すSIMですが、おすすめはLINEモバイルです。
その理由はこうです。
- 1GBのデータ通信料金が安い(その後3GBに拡張されました)
- SMS設定なしでLINEアカウントを作れる
ただし、2021年3月31日時点でLINEモバイルの新規申込は終了してしまいました。そのため、別のサービスを利用する必要があります。
通話はブラステルの050番号を使う
格安SIMでも音声通話を付けようとするとそれだけで1000円程度、通話料も含めばもっと割高になってしまいます。
こどもとの通話はいざというときの備えのようなもの。
であれば、電話番号は050のインタネット電話で十分です。
ブラステルの電話なら基本料金は不要。かけた料金だけ払うだけです。
- 固定電話…3分8.79円
- 携帯電話…1分19.80円
しかも、我々もブラステルの電話を持てば通話料は無料になります。詳しくはこちらをご覧ください。
セキュリティはGoogleファミリーリンクに任せる
お子さんだけに普段のスマホ利用が心配になりますね。お金のことを忘れてひたすらガチャを回したり、いつの間にか有料アプリをダウンロードしていたり。
そんなネットの誘惑や脅威からお子さんの身を守るなら、Googleのファミリーリンクという標準機能を活用しましょう。
ファミリーリンクで重宝している機能は…
- お子さんがどこをほっつき歩ているか分かる位置情報機能
- 時間帯でスマホ利用をストップできる機能
- アプリのインストール、ネット閲覧などのアクセス制限
これだけできれば十分。しかも、料金は無料ですからありがたいものです。
左は子どものいる位置をグーグルマップで参照できる機能。右は利用時間や利用していたアプリをお知らせしてくれる画面です。
もしももっと細かいセキュリティ機能を使ってみたい!というかたには、有料ですがi-Filterというソフトウエアを申込むとよいでしょう。
通知機能はIFTTTを活用する
JR東日本などでは、お子さんが駅の改札口を通ったらメールを家族に送信する、というサービスを提供しています(例えば東急のエキッズのようなサービス)。
この機能を使おうとすると、月額500円とかかかってしまいます。
もしもお金をかけずにやるなら、IFTTT(イフト)というアプリを使うべきです。
このアプリは、「もしもxxしたら、yyする」というタスクを自動実行してくれるものです。
なので、お子さんのスマホのGPSを頼りに「xx駅に到着したらLINEで通知する」みたいなことが可能になるのです。
左がIFTTTの設定画面です。右はIFTTTによって送られてくる通知の様子です。最大3か所まで無料で設定できます。
他にも…
職場に近づいたらスマホをマナーモードにする。
とか、
GoogleHomeと連携して、音声でエアコン操作をするなど
いろんな使い道があってIFTTTは面白いアプリですよ。
最後に
ということで今日は、ワタシが自作した超格安な子ども用スマホをご紹介しました。
料金は格安SIMの代金500円のみ。無料アプリを上手に活用すれば、無駄な支出も抑えながらお子さんの安全も保つことができます。
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてくださいね。
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