スマートロックとは、スマホで自宅の鍵を開けたり、自宅の鍵をオートロック化するなどの設定ができるIoT機器です。
我が家ではすでにセサミスマートロックを導入済みです。
いやいや家の鍵までスマホ対応しなくてもいいんじゃない…?
そんな拒絶反応を起こす方もいるかもしれません。
でもですね、このスマートロック、私は2018年から使い続けてきましたが、本当に便利なんです。
2022年にはセサミ4という最新のスマートロックに買い替えました。
スマートロックの便利さを経験してしまうと、自宅の鍵を持ち歩くような生活には戻れなくなります。
また、便利さだけではないです。
生活のトラブルでもスマートロックで助けられたことが幾度もありました。
そして…
へー、自宅の鍵が職場から開けられるんですかー。すごいですねー。
なんてちょっと鼻高々になれる場面もあります。
もちろん、スマートロックのデメリットや重要な注意点もあります。
それでも、スマートロックはみんなに超おすすめしたいIoT機器です。
今日は2018年から今日に至るまでスマートロックを使い続けたこの私が、
スマートロックの魅力を大いに語りたいと思います。
スマートロックの魅力
- 自宅の鍵を持ち歩かなくてよくなる
- 工事不要
- 様々な開錠施錠が可能
なお、私がこれまで購入したスマートロックのレビューを見たい場合はこちらをご覧ください。

スマートロックへのあこがれ
スマートロックと言えば、最近のマンションや少し高級な賃貸住宅などは当たり前のように導入されていることが多いです。
高級マンションのカギ
- オートロック機能
- カードキー
- ICチップ入りキー
例えば、高級マンションのエントランスはオートロックで自動的に開け閉めできます。
また、解錠する場合は、カードキーやセンサー付きのカギをかざすだけでおっけー。
なんかかっこいいんだけど、我が家は安い戸建てだからムリよね。
そんな憧れを手に入れられるのがまさにスマートロック。後付けでも簡単、賃貸住宅のあなただってスマートロックを導入できるんです。
進化するスマートロック
私は3年前にセサミスマートロックを自宅に取り付けましたが、当時はあまり一般的ではありませんでした。
私がセサミスマートロックを入れた動機も…
なんだか面白そうだから家に取り付けてみようかなー
そう、買ったのはただの好奇心。おそらく当時はただのガジェット好きか趣味の延長で購入した人が多数だったと思います。
なぜなら、設定するときやトラブルがあったときにそれなりの知識がないと対処できないと困る商品だからです。
でも、今は違います。この数年間で状況は大きく変わりました。
- スマートロックの性能も向上。
- 操作するスマホの性能も向上
- ブルートゥースやWiFiの通信速度も向上
- 技術進化によってアプリの操作性も向上
そう、今や誰でもスマートロックを使いこなせるレベルまで進化したと言えます。
そんなスマートロックを入れるメリットを整理してみましょう。
家のカギとおさらばできる
最大のメリットはこれです。
スマートロックを手に入れると、あなたは家のカギ(物理キー)を持ち歩く必要がなくなるのです。
家のカギを持ち歩くことぐらいたいしたことはないんじゃない?
- わざわざスマホで家のカギなんて開けなくても…
- 物理のカギがあるんだからこれを使えばいいじゃん
でも、実際にスマートロックを使ってみると、単に「鍵の代わりにスマホを使う」以上のメリットがあることを実感するのです。
カギをスマホにするメリット
- 鍵の置き忘れから解放される
- 外出時に紛失するリスクがなくなる
鍵の置き忘れから解放されるメリット
家のカギの置き忘れって結構ありますよね。
例えば忙しい朝の出かける直前に家のカギがない!なんてことになることが多いです。
どこに置いたっけー、カバンだっけー、上着の中だっけー、あー家のカギが見つからない…会社に遅れるぅぅ~
スマホは日々手元にあるはず。なのでこんな状況になることはありえません。
家のカギを管理しなくて済む…実はこれってかなり大きなメリットなのです。
外出時にカギを落とすリスクがなくなる
家のカギは外出中に眼に触れる機会も少ないですし、サイズも小さいです。
なので、紛失してもすぐに気づきにくいです。カギを外に持ち出せばそれだけ外出時に紛失するリスクも大きくなります。
また、無くした場合は、スペアキーを作ったり、場合によってはカギ自体を交換する事態にもつながりかねません。
スマホをカギにすることでこうしたリスクからも解放されるのです。
スマートロックの操作は超簡単

カギを開けたり閉めたりする基本的な操作はとても簡単です。
セサミスマートロックの場合、アプリを立ち上げて、鍵の部分をタップするだけ。
サムターンを示すイラストが横を向いていれば施錠されているし、縦の状態なら解錠された状態を示めしています。
この辺りの操作感は、実際のサムターンの状態の似ているのでイメージが掴みやすいです。
実際に小学生の我が子もスマートロックでカギの開け閉めをするようになりました。
値段がとにかく安い

そして見逃してはいけないのが価格。
私が最初に購入した初代セサミは14,800円でした。
以降、代を重ねるとごとに本体価格はどんどん安くなり、
最新のSESAMI4は4980円まで価格も下落してきました。
もちろん価格が下がっても機能は初代に比べて数倍も向上しています。
世代を重ねるごとにコスパが上がる…スマートロックの魅力がここにあります。
スマートロックは取り付けも安心
取付けは工事不要

スマートロックは後付けでの利用が可能です。
もちろん、工事業者を呼んだり、追加で工事費がかかることもないです。
私が買ったセサミスマートロックはスリーエムの両面テープで貼るだけ。全て自分でできてしまいます。
両面テープでつけるだけって外れたりしないの?
私も長期間使っていましたけど、両面テープがはがれてスマートロックが外れることは一度もありませんでした。
また、剥がすのも簡単で、これなら原状復帰が求められる賃貸住宅でも問題ないです。
すべてのサムターンに対応
スマートロックは、玄関のサムターンにはめて取り付ける方式が多いです。
するとサムターンに合わない場合は、どうなるのか?心配になってしまいますね。
例えばセサミスマートロックの場合は、世界中の99%の鍵に対応可能とする作りになっています。
例えばセサミ4の場合は、サムターンを挟む部分をドライバや金具を使って調整できるようになっています。

万が一それでもサムターンが合わなかった場合は、サムターンのサイズや形状の情報や画像をサポートデスクに送信します。
すると3Dプリンタで加工したものを送り返してくれるという手厚いサポートを受けられます(1個600円で販売)。
スマートロックを入れるか入れないか、それはあなたの気持ち次第、という時代になったのです。
今までのカギを使い続けることができる
スマートロックを取り付けたからと言って、今まで使ってきた鍵が使えなくなるわけではありません。
なので、
お子さんは今までどおり家のカギを使い、
パパママはスマートロックを使う、
なんてことも普通にできます。
スマートロックの便利機能

スマートロックには普通のカギではできないような便利機能がたくさんあるんです。
スマートロックの便利機能
- オートロック機能
- 手ぶらで解錠
- 遠隔操作
- カギのシェア
- NFC機能
- 音声アシスタント操作
オートロック機能
ドアを解錠した後、一定時間で自動的に施錠される機能です。施錠するまでの時間は任意で設定可能です。
ホテルのドアのようなイメージで利用できちゃいます。
遠隔操作
自宅以外の場所から解錠または施錠できる機能です。
- 職場に到着してからカギの閉め忘れに気が付いたとき
- カギを家の中に忘れて締め出されてしまったとき
- 急な不具合で鍵穴にカギが入らずにカギがかからなくなったとき
こんなとき、職場から自宅のカギを開けることができるのです。
なお、この機能を使う際にはWiFiモジュールが必要になります。

カギをシェアするとき
もしも家の鍵を家族に分け与えようとすると鍵屋さんに行ってスペアキーを作らなければいけません。
でも、スマートロックの場合はそんな手間はかかりません。
スマホアプリでQRコードを作成し、それを読み込むだけでスペアキーが簡単にできてしまうのです。
そのスペアキーも、使える曜日や期間なども制限することができますし、必要がなくなればスペアキーの設定を削除することだってできるのです。
手ぶら解錠
外出から家に到着した際に、自宅の鍵が自動的に解錠できる機能です。
スマートロックなら鍵を取り出すことも不要になるのです。
会社の帰りのほか、マイカーで買い物しに行った帰りなど自動的に鍵が開くのでとても重宝しています。
手ぶら開錠の記事はこちらをどうぞ。

NECタグの利用

NFCタグを使うことで自宅のカギの開け閉めが可能になります。
スマートロックの場合、面倒なのはスマホアプリの起動。
セサミ4の場合は、NFCタグをスマホで読み取るだけで解錠できてしまうのです。
これはかなり便利で、私も解錠するときはNFCタグをスマホで読み取っています。
なお、NFCタグはAmazonなどで売っている市販のもので大丈夫です。

また、AndroidとIOSでは、操作の挙動が若干異なります。このことは後日記事にしたいと思います。
音声アシスタント対応

スマートロックは、音声アシスタントに対応しています。
なので、AmazonEhoやGoogleHomeなどのスマートスピーカーに連携させることで、音声で解錠・施錠することが可能です。
GoogleHomeの場合、うまく行かない事象も見られます。これも後日記事にまとめてみたいと思います。
なお、GoogleHome自体はとても便利なアプリだと思います。

スマートロックと安全性

セキュリティの強度は軍事レベル
便利なのはわかったけど、安全性とかどうなの?
確かにスマホの操作、セキュリティなど気になりますよね。
私が過去3年間使った限りですと、
- カギの開け閉めで誤操作はなし
- スマホアプリが何者かに乗っ取られたこともなし。
- 知らない第三者に鍵を開けられたこともなし
セサミホームページによりますと、セキュリティの強度は軍事レベルとのこと。
実際に我が家もセキュリティ面でトラブルが発生したことは一度もありません。
使用履歴が見れる
スマートロックの場合、鍵を誰が開け閉めしたか、開け閉めした時間をアプリ上で確認できる機能があります。
なので、不審者が入ったかどうか、家族の帰宅状況はどうかといったことまでアプリで確認することができちゃいます。
スマートロックの注意点
便利機能には慣れが必要
メリットだらけのスマートロックですが、やはり注意点もあります。
特に便利機能についてはユーザ側が機械のクセを掴んでおくことが大事という点です。
例えばオートロックは便利ですが、ゴミ捨てをしているうちに締め出しにあうリスクもあります。
アンタの経験談ね笑
特に一人暮らしの人は要注意です。
この辺りの便利機能は少しずつ慣れながら使って行くべきでしょう。
スマートロックには電池交換がある

スマートロックは電池で動きます。
1日10回の操作として約500日持つと言われています。
ただ、電池交換をしないでおくと、スマートロックが動かず、場合によっては締め出しを食うこともあります。
電池は例えばこちらの商品。
電池がなくなりそうになったら電子メールで通知が来ることになっています。
この通知を見逃すことがないように注意すると同時に、
いつ電池が切れてもいいように予備の電池が用意してく必要もあります。
なお、電池交換についてはこちらの記事をどうぞ。

最後に
ということで今日はスマートロックの魅力やメリットとデメリット、利用上の注意点等をまとめてみました。
こちらの動画にも詳しい説明がありますのでぜひご覧ください。
みなさんもぜひスマートロックを導入して、人より一歩先を行く便利な生活を体験してみてはいかがでしょうか。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物のお役に立てると嬉しいです。
本ブログではスマートロックの魅力を今後も取り上げていくつもりです。
それでは楽しいデジタルライフを!