*2021年9月29日追記
TP-LINK Archer MR600はすでに販売は終了。楽天市場でもAmazonでもすでに在庫がないようです。どうしても欲しい方はヤフオクやメルカリなどで中古を探しましょう。
代替品のご紹介はこちらをご覧ください。
今日は楽天モバイルUNLIMITを自宅インターネット化するために購入したTP-LINK Archer MR600をレビューしたいと思います。
みなさん、ネット代、いくらかかっていますか?
わが家では自宅インターネットは永久2980円です。そう、それは楽天モバイルUNLIMITを活用しているからです。
そんなの使ってて、通信速度遅くないの?
まあ、確かに、光回線などに比べたら遅いですよ。でも、我が家の場合、通信速度は10Mbpsぐらい出れば十分。そんなに高級な光回線までは必要としていないのです。
そんな方には楽天モバイルUNLIMITで十分。
月額2980円でデータ通信量は使い放題ですからね。
でも、楽天モバイルUNLIMITをどうやって自宅インターネット代わりにするの?
そう、これを実現するのが今回ワタシが購入したTP-LINK Archer MR600なんです。
- SIMを直接挿入できるホームルータ―
- ドコモ、auなど使えるSIMフリールーター
- 楽天モバイルUNLIMITも対応
- デュアルバンド、IEEE802.1acに対応
- 本体定価24,000円
- Amazonで31%割引(2021年1月9日現在)
それではもう少し詳しく見て行きましょう!
TP-LINK Archer MR600 の仕様
これでは今回ワタシが購入したTP-LINK Archer MR600に仕様を確認してみましょう!
区分 | 内容 |
回線 | 4G/3G |
対応バンド | 4G:B1 / B3 / B5 / B7 / B8 / B20 / B28 3G:B1 / B5 / B8 |
周波数 | デュアルバンド(2.4 GHz・5 GHz) |
最大速度 | 2.4GHz:300 Mbps 5GHz:867 Mbps |
無線規格 | 2.4GHz:IEEE 802.11b/g/n/ 5GHz:IEEE 802.11a/n/ac |
サイズ | 16 x 22.9 x 3.7 cm; 490 g |
楽天モバイル(BAND3)に対応
対応バンドはB1,B3をフォロー。このため、docomo、au、ソフトバンク、楽天モバイルMNOのすべてをフォローしています。
キャリア | 対応バンド |
docomo | BAND1,3ほか |
au | BAND1,3ほか |
ソフトバンク | BAND1,3ほか |
楽天モバイルMNO | BAND3,18 |
対応バンドをまとめてみました。
楽天モバイルMNOはBAND3,18しか対応していません。
ホームルータ―の場合BAND1は対応している商品も多いのですが、BAND3をサポートしているホームルータって実はそんなに種類がないんですよね。
アタシが知っている限り、アイ・オー・データ製のこちらの商品しかありません。
TP-LINK Archer MR600の場合は、BAND3に対応していますし、アイ・オー・データ製のホームルーターよりも性能が高いです。
デュアルバンドで高速通信可能
周波数帯は2.4GHzと5GHzを利用できます。
2.4GHzの特徴は壁や床などの障害物に強く、電波が遠くまで届きやすい点です。
5GHzの特徴は2.4GHzと比較して壁や床などの障害物に弱く、通信距離が長くなると電波が弱くなります。ただ、非常に繋がりやすく安定していて2.4GHよりも高速な通信が可能です。
普通のルーターの場合、2.4GHz帯しか使えない製品が多いのですが、TP-LINK Archer MR600の場合は5GHzもカバーしています。
無線規格も高速通信が可能
無線規格もIEEE802.11ac対応。
11acは11nに比べて約10倍以上の無線通信が高速になる規格。ホームルータでacを対応しているものはなかなか少ないのが現状です。
LANコネクタが4つ
自宅インターネットとして活用するためには、ホームネットワーク(テレビ、HDD、電話、AVアンプなど)に接続できる有線LANが必要になります。
TP-LINK Archer MR600はLANコネクタが4つありますので、ホームネットワーク化することが可能です。
SIMカードのサイズはMicroSIM
TP-LINK Archer MR600の本体に直接SIMカードを接続することができます。
カードのサイズはMicroSIMです。nanoSIMでも挿入できるように両面テープとカードサイズを調整するためのアダプタも梱包されています。
最大64台に接続可能
ホームネットワークに接続するルーターですからそれなりの機器を接続できなければいけません。
例えば我が家の場合、こんな感じです。
- ノートパソコン(DELL Inspiron 13)
- デスクトップパソコン(M5S)
- テレビ(REGZA M540X)
- HDDプレイヤー(DBR-M4008)
- HDDプレイヤー(RD BZ810)
- AVアンプ(ONKYO-TXNA609)
- ネットワークプリンタ(EP-810)
- タブレット(iPad)
- スマホ4台分
- ニンテンドースイッチ
- Google Home
- Chrome Cast
- NATURE-REMO
- NAS(BAFFARO LINKSTATION LS220)
- SESAMI SMART LOCK
どこの家もこんな感じだよね。
最後のほうに行くほど、なんのための機械かよく分からないわ。
気になる商品があったらリンク貼っておいたので見てみてくださいな。
ここにお友達がたくさん来て、動物の森とかやろうみたいな話になるじゃないですか。そうするとさらにWiFi接続数が増えるわけですよ。
TP-LINK Archer MR600は最大64台に接続可能です。これなら、ゲーム機、テレビ、タブレット、スマホなど接続しても十分に足りますね。
TP-LINK MR600はこんな感じ
では、さっそくTP-LINK Archer MR600の外観をチェックしていきましょう!
届いた箱はこんな感じ。
説明書きは全て英語。これを見たヨメは…
また、訳の分からない商品をAmazonでぽちったわね…
いやいや、この機器が我が家のネット環境の根底を支えるホームルータ―なんだからね…と心の中でささやく(言っても理解してくれないから言わない)。
箱を開けるとこんな感じ。
梱包されているものは…
- ルーター本体
- AC電源
- アンテナ2本
- 標準アダプター
- 説明書
ルータ本体はこんな感じ。ピアノブラックでぴっかぴっか。どの角度から撮影しても、家の中の様子が反射するほど光沢感のある本体となっています。
アンテナは2本。本体の裏側に取り付けます。
このアンテナですが、角度調整が利きます。箱の写真のとおり平置きするイメージでしたが、壁にかけることもできそうです。
本体の裏面です。ご覧とおり2か所ほど壁に掛けられる穴がありました。
壁に掛けられるのは嬉しい誤算。省スペース化が図れてgoodですね!
SIMカードはアンテナの横にスロットに挿します。
LANコネクタは4つ。うち一つがWAN専用となっています。
説明書は英語のみ。日本語の説明書は入っていませんでした。この辺りはルータの設定に慣れが必要かもしれませN。
高速通信が実現!
で、さっそく、使ってみることにします。
使い方は簡単、 Archer MR600に電源を投入してSIMカードを挿すだけ。不思議とAPNやパスワードなど入力する必要はありません。
実際には細かい設定を行いましたので、これは後日記事にまとめてみたいと思います。
スマホからWiFiに接続。スピードテストしてみました。まず、今まで代用していたモバイルルーターAterm-MR04LN。
まあ、速いわけでもなく、最低限の通信速度と言えましょう。次にTP-LINK MR600でスピードテスト。
なんとダウンロードは2倍、アップロードも約1.5倍以上も速度が向上しました!
ただ、ルータを代えただけですよ。これだけ出れば自宅インターネットとしては合格と言っていいんじゃないでしょうか。
ここかモバイルルーターとホームルーターの性能の違いと言っていいでしょう。
TP-LINK Archer MR600の値段は高いのか?
正直言って、高いです。我が家ではもともとUQモバイルのホームルーターL01を使っていまして、メルカリで3000円で購入したものでした。
それに比べたら、 TP-LINK Archer MR600は約2万4千円もかかります。
でもですね、モバイルルータ本体と、ホームネットワークに有線接続するためのクレードルを新しく買うと思うと2万円必要になります。
モバイルルータとしておすすめなFS030Wのレビューはこちらです。
最後に
ということで今日は楽天モバイルUNLIMITをホームネットワーク化するホームルータ、TP-LINK Archer MR600をご紹介しました。
楽天モバイルUNLIMITは2980円でデータ使い放題という超お得なサービスですのでぜひ試してみるとよいです。
それでは楽しいモバイルライフを!